七色ラブレターズ企画VOL.29良元優作 × 今成哲夫(風の又サニー)× 七色ラブレターズ@レインコート。

昨日は、十三のレインコートで、
意外な組み合わせのライブを七色ラブレターズくんが、企画してくれた。
七色くん、ありがと〜〜!

まずは、この企画で毎度お馴染みの、七色くんの不思議なオープニング。
どうリアクションしたらええか、戸惑うんで、
ギター抱えて弾き語り始めると、めっちゃ安心した(笑)

ハイトーンのええ声。
好きな音楽に真っ直ぐなところ、好感が持てます。
その好きなミュージシャンが憑依して、
七色くんのフィルターを通ってくるような音楽。
ワシと七色くんの好きなもん、けっこう共通みたいで、
どの曲も楽しく聴けました。

エンケンさんの歌、やっぱりええなあ。

そして、次は、むっちゃ久しぶりの今成くん、昨日はピアノの弾き語りで。
え?今成くんて、鍵盤弾いたっけ?
途中のMCでゆーてはったけど、3年前に始めはったらしい。
それにしちゃ、めっちゃ上手いやん!センスもええし。
ちょっと乱暴なとこのあるビル・エヴァンスみたいで、カッコええ。
そういえば、今成くんの「風の又サニー」ってバンドでは観たことあるけど、
ソロでのライブも初めて。

歌い始めると、あの何にも似てない
独特な歌詞とメロディ、歌い方が広がる。
うん、やっぱり今成くんなんや。
なんかちょっと嬉しいな。

ノーブルに見えて、そこかしこに荒ぶる心が覗く気がする。
基本、美しい音楽なんやけど、
美しいだけで終わるのを自ら拒んでるような、
へそ曲りな感じが面白いし、
そうしたい気持ちも、なんとなく「わかる」気がする。

そしてトリは、良元優作くん。
一曲目の「マイホーム」が絶品やった!
どこかにポツンと取り残されたような、
ものすごい孤独感。
だけど、それは寂しさではない。
どこか満ち足りてる感じがある。

この日は、新しいギターやったらしい。
いろいろゆーてはったけど、
ワシは好きやな、この音。

今日の優作くん「なんか言葉がひとつひとつ、入って来るな〜。響くなあ〜」
と思ってたんやけど、
それは意外にも、何ゆーてるかワシにはわからん韓国語の「ペンノレ」でもそうやった。
言葉って意味やないとこで響くこともあるんやなー。

おお!アンコールは、三人の共演!
友部正人さんの「どうして旅に出なかったんだ」。

めっちゃ良かった!
優作と七色くんのボーカルがトーン全然違うのに、
二人とも、面白かったし、
今成くんのフリーなピアノがめっちゃ、かっこよかった。
優作のギターソロにも、ゾクゾクした!
この一曲だけでも、今日来た値打ちあり、でした。

なんだか、最後に熱くさせられてしまって、
今成くんと喋るのも久しぶりで、
優作くんとも、ゆっくり喋れたり、
優作くんの兄ちゃん、大ちゃんとも久しぶりに会えたし、
客席にいた金森幸介さんやリー・ルードくんとも
わあわあゆーたりで、
すっかり気持ち良くなったワシは、
最終電車の時間まで、レインコートに居座り続けたのでありました。

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