カサやん&ともやんの「カサ・スリムの春うららいぶ」@釜晴れ。

日曜は前日と、打って変わってぽかぽか春らしい陽気、
ダルっとした西成の昼間、
カサやんのブルースがお日さんに溶けてゆく。
昼酒の似合う、ええ時間。
ここで聴く音楽にカサやん以上のもんはない、
って気分になってくる。

なんか釜晴れがキューバかどこか、
外国のじいさんたちが勝手に集まってくる店のような気がして来た。

ともやんが合流。
カサやんとともやんの出合い話。
出会った時から、カサやんはカサやんで、
ともやんはともやんやったんやなあ。

昼酒に、ほっこり話と、
ともやんのブルースハープの切ない音色が沁み込んでゆく。

歌詞にもあるけど、音楽で素っ裸になれるカサやんは、
信用できるなあ、と思う。

ともやんは、カサやんの保護者的な役割もあるみたいで、
フライヤーのええキャッチフレーズはともやんにしたら、
「カサやんを家に送り届けるまでがライブです」ゆー意味かもしれん(笑)
そう思ってたら、カサやんは、つい先日まで、今日のライブ、
夜からやと思ってたらしい。
カサやんの場合は「家を出てから、家に帰るまでがライブです」やな(笑)

観客さんにメニュー持ってもらって、メニュー紹介の歌、始まった(笑)
ほんまほっこり楽しいライブ。
家族でも、相方でも、友だちでも構へんけど、
誰か特別な人と一緒に聴きたくなる音楽やなあ。
と思う。

休憩中、ジージャンズで記念撮影。
誰も打ち合わせたわけではないらしい(笑)

二部は「虹を見たかい」のカバーから。
こんな力の抜けたカバー、初めて聴いたなあ。
ホッコリ具合が半端ない。
カサやんの人柄やなあ。

常連さんのお誕生日コーナー。
ジャガイモに蝋燭ぶっ刺したシュールな絵に見えますが、
シュークリームです。

自転車の出てくる歌では、
ええタイミングでお客さんがチリンチリン鳴らす。
カサやん愛されてるなあ。
ええお客さん、集まってるなあ。
ほんまカサやんらしい、釜晴れらしいライブ。

ゆるっと力抜いたところに、
カサやんの毎日の生活があり、
生活の中から歌が生まれる。

だからカサやんの歌は、生活の歌、
肩に力の入ってない生活の歌なんやな。
大通りより、路地の風景が見えてくる。

早苗ちゃんも、初めて見たという、
ともやんの「ええで、ええで、ええでーっ!」のギャグも出て、
ほんま最後まで、ゆるほっこりのライブでした。

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