IBUKI TAKAI〜10th anniversar & release tour “PIANO”＠ムジカジャポニカ。
これまた、天国でした。
タテタカコさんとはまた別の、もうひとつの天国。
先週金曜日の高井息吹さんのライブ。
音源聴いて、気になってたものの、初めて生で聴かせていただいたライブでした。
包み込むような声。
ピアノがオーソドックスかと思うと、
突然、アクロバティックで聴いたことないようなフレーズが飛び出す。
時には、乱暴と思えるほどの。
新鮮やなあ。
けど、それも含めて、全体的には清らかな感じが漂う。
ひとつも矛盾していないのが不思議。
「風」なのかもしれないなあ。
「高井息吹」という名前といい、
空気の成分の多い声といい、
時には優しく柔らかく、
時には荒々しく激しかったり。
ただのキレイキレイでは終わらせられない何か。
すべてが「風」なのかもしれないと思った。
初めて作った曲「夜明けまえ」。
すげえ高音やのに全然キンキンしないで、
柔らかいままなのはなぜなんやろ？
初めて作った曲の次に、今日のリハで浮かんだ曲、
高井息吹さんの最初から、現時点の最新まで聴けた。
ムジカのピアノでしか、今のところ、
演奏されたことのない曲なんやなあ。
「走馬灯に映らぬ日々よ，，君に届かない祈りよ」。
歌詞もええな。
雑念がなくなってて、今聴こえてる音楽のことだけ考えてた気がする。
いや、なんも考えてなかったのかもしれない。
ただ、ただ、女神と天使の中間のように思える音楽に浸っていた。
