痒みに耐えられず、病院へ。

術創の痒みに耐えられず、朝イチに電話で相談すると、
昼から来院せよ、との連絡。

どっかの駅のようですが、病院の中です。

社会復帰が遅れるが、致し方なかろう。
会計番号は末広がりで無限大の「888」。
よろしいんじゃないでしょうか。

処方箋もらって、薬局へ。
薬局出て、交差点に出ると、病室からずっと見てた風景に出会った。
大きな楠が残るだけの舎蜜局跡(せいみきょくあと)。
舎密とは古い言葉で「化学」のことらしい。
ケミストリー→セイミ→舎密ってことかな?

病室を見上げる。たぶん、最上階からひとつ下、
真ん中から右に二つ目か三つ目の窓。
たった二週間足らず前、あそこで生活してたのに、随分昔に感じる。
かと言って、懐かしくはない。
先生に会うと、ホッとはするけれど。
舎密局はその後、旧三高に繋がり、旧三高は京都大学に繋がる。
よくもまあ、これだけ縁のある病院にたまたま入院したことだなあ。

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