誰もが陥るかもしれない病気、依存症について知っておきたいと思った。BBBムービー「アディクトを待ちながら」。

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依存症には関心があって、もっと知りたいと思ってたので、
公開前から観るつもりである映画ではあった。
出かけようとするその日、おかんからメールが来た。
この映画に、ワシの従兄弟※が出演してるという。
そうだった、ワシには役者やってる従兄弟がいたのだった。
その彼「後藤英樹くん」は、大学在学中、劇団そとばこまちに入団して、
生瀬勝久さんと芝居したりして、ハマって、今も役者をしてるのだった。
※正確には、また従兄弟。母の従兄弟でご両親が亡くなられたので、
母と一緒に育てられた方の息子。
これは、是が非でも、観に行かなくては。

薬物、買い物、ギャンブル、アルコール、ゲーム、、、。
依存症と一括りに言っても、いろんな依存症があるのだなあ。
だけど、依存症は、克服できる病気で、
この映画では、依存症に陥った人たちが、
克服するためにゴスペルグループを結成する。
主演の高知東生さん始め、実際、依存症から回復を続けている人や、
その家族が、多数出演されているらしい。

そのリアリティを大切にする姿勢はわかるのだが、
やはりストーリー映画としては、演技のクオリティが気になって、
何度か、観てて恥ずかしくなるシーンがあったことは、否めない。

ストーリー的にも「あ、ちょっと無理あるかも」と思うシーンがないではなかったが、
当初の「依存症について、より知りたい」という目的は、
果たせたような気がしている。

ちなみにワシの従兄弟は、けっこうクライマックスの重要なシーンで、
メインになる役をやっていた。
まあ、本物の役者なので、他の人よりは、
芝居も上手かったと思う。

映画としては、ワシの大満足とまでは行かないが、
「自分で自分のこと、好きになれない人が依存症になる」という言葉には、
説得力を感じたし、
ラストの「彼らは今日も頑張って、やめ続けている」という言葉も、
響くものがあった。

この病気を治していくのに、大切なのは、
依存症から回復を目指す仲間がいること、
そして支えてくれる家族などの人たちがいることなんやな、
ということは、よく理解できたつもりでいる。

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