Rachel Hair & Ron Jappy with トシバウロン@Time Blue 大阪。

昨日は天六のTime Blue大阪 にアイリッシュミュージック、聴きに行った。
地図的には、よう行くあたりやのに、記憶にないなあ、
思ってたら、ダンススタジオかなんか、で、
きっと前を通ってても、ワシと無縁な建物やったんやろうなあ。

あとで、トシバウロンさんに聞くと、
ここの方がケルト音楽好きで、
いろいろ催しされてるようだ。
「なら緑にすれば良かったのでは」とも思ったんだが、
その方の名字に「青」という字があるらしい。
そりゃ、仕方ない。

この日も、ワシは出られなかったのだが、
ライブの前に、ハープのワークショップがあったらしく、
そこからの流れのお客さんも多いらしく、
約30名の観客、ワシ以外全部女性!
しかも結構お上品な奥様方(見た目判断、すみません)!
こんなん初めてやわ。
アウェイ感が半端ない。
女性専用車両に間違えて乗ってしまった気分。
道理で受付で名乗ってもないのに知らん人から
「橋本さんですね?」言われた訳です。
間違いようないもんな。

外国からいらっしゃった演者のお一人ロンが
男性やなかったら、いたたまれなかったかも。
まずは、ケルテックな音楽をハープとギターの二人組で。
おお!ワシが聴いたことのあるケルトの中でも、とびきり、お上品。
小川のせせらぎのよう。
それも現実の小川ではなく、童話に出てくる小川。

トシバウロンさん出てきはった。
知ってる人が視界に入って、なんかむちゃくちゃ安心した。

トシさん入っての一曲目「汚れた窓から、、」なんちゃら、いう曲、
メロディが鈴木常吉さんの「石」のイントロに似てた。
そー言えば「石」もアイルランド民謡からのインスパイアやったかな?
イングランド民謡だったかもしれん。
この動画が、たぶん、その曲。

マン島の曲を、レイチェル一人で。
こりゃ美しい!
ハープって、弦楽器やけど、左手と右手の役割次第で、
ピアノ的な使い方もできるんやな。
基本は両手でギターのアルペジオみたいな演奏のようやけど、
いろんな幅持った楽器なんやなあ。

観客がサテン地の民族衣装っぽいもん着てたり、
気合い、入ってはるわあ。
生では観たことない世界に迷い込んでるわ。
ワシにとってはアウェイ感やけど、
ほかのお客さんにしたら、
ワシの異物感、もの凄いんやろうなあ。
大人しくしてようっと。

軽快でダンサブルな曲もあるけど、
やはり目に浮かぶのは、
童話や絵本の中の、妖精たちや村人のダンス。
けど、ケルトって、ほんま日本人好みなんやろなあ。
この奥様方の熱心さ観てても、それがわかる気がする。

お!フィドル登場!
あー!ワシはフィドルのソロ演奏聴くと、いつも、
昔コザの中央パークアベニューにあった「モリガンズ」を思い出す。
アイルランド系の米兵に囲まれながら飲む、
キルケニーを思い出す。
もう10年くらい前になくなった店やけど。

こちらは、今まで生で聴いた中でも、一番くらいに、
爽快なフィドル!

おお!トシさん入ってきた!
ここがアイルランドやスコットランドやブルターニュなら、
みんな踊り出してるんやろか?
それくらい軽快で気持ちええ。

アンコールも、なんだかお上品!
普段よう聞く、「ええど!ええど!」とか
「残業!残業!」とか
「はよやれや!」など、
お下品な言葉は、全く聞こえず、
爽やかにアンコール開始。

最後まで、気持ちええライブでしたが、
やはり、終わってしまうと、なんだか、
この異物感が申し訳ない気がしてしまい、
トシさんと少し喋った後、
そそくさと帰ってしまったのでした。
帰り道、「そう言えば、この辺に!」と思い出し、
昔よく行ってたネストボックスを覗いて、
アーダコーダの高野さんに、ご挨拶して帰ったのでした。

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