BBBムービー「ソフト/クワイエット」。

※一本一本の文章を短くしたいという思いから、
今年に入ってからは「BBBムービー」として、
何作かまとめて紹介してきましたが、
「却って読みにくい」とのご指摘も頂きましたので、
必然がない限り、一本ずつ感想を書く方式に戻します。
「BBBムービー」という名前は、ちょい気に入ってるので残しますが、
ナンバリングは意味がなくなるし、本数を誇りたいわけでもないので、外します。
一本一本が短い、スカスカなブログになるかもですが、
お付き合い頂ければ、嬉しいです。

まずは、「ソフト/クワイエット」から。

公式サイト

全編ワンカットでの構成、
想像すると、気が遠くなるほど大変やったろうが、
その必要性は、それほど感じなかった。
夕方から始まり、ほんまに、映画の上映時間の長さで、
ここまで話が展開した、ということは実感できるが、
観てる方が、「ワンカット」ということに神経取られる分、
ストーリーにとっては、ノイズですらあるかもしれんと思った。

レイシズムをテーマにした映画やと思って観たのだが、
その辺の思想性はあまり感じなかった。
それをモチーフにしたパニック映画って感じかな?
だとすると、ワシの苦手な部類かもしれん。

ただ、こんな風に自分たちの立ちどころの危うさから、
有色人種に対して恨みを抱く白人も、中には、いるんやろうなあ、
とは思った。
いずれにしろ、有色人種をとひとまとめにして、
その特性を一括りにする考え方は、
ヘイトの温床なのだろう。
それは、有色人種が白人をひとまとめにすることも、同じなんやな、
というのは、この映画で伝わった。

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