ムジカで混沌と愛情〜沼×JUSTICE HOUSE×ジョンソンtsuバンド。

こないだ土曜日のムジカライブは、なんだか、すごい組み合わせでしたわ。

まずは、ムジカ初登場、ワシも、初聴きのJUSTICE HOUSE。
いきなりの爆音でした。
ワシが普段、あまり聞かない種類の音、
こんなん生で聴くん、むっちゃ久しぶりやわー。

二人とも気持ちよさそうで、何よりです(笑)
はっきり言って、音楽はよう分からんのですが、
その「こんなんやりたいねん!」て、
衝動の清々しさが気持ちいいです。
その気持ち考えると、音の凶暴ささえ、
なんだかかわいく思えてきます。

最初は、びっくりしたけど、身体性の伴ってる音楽は、
嫌いにはなれないんやな、ワシ、と理解いたしました(笑)
ジョンソンtsuに聞くと「ちょっとポップなハードコア」らしいっす(笑)
あれで、ポップかあ、、。
音楽は奥が深いっす。
潔くて、若くて、気持ちが表れるようでした。

休憩中、ちょっと外に出てると、ゴスロリな女の子たち、
出てきて、次のバンドもお初だったワシは、
「もしかして、次のバンド?」とドキドキしたけど、
エレベーターは地下に降りて行きました。
バナナホールの出演者か。

そして、その次のバンド「沼」は、はJUSTICE HOUSEから一転!
かわいらしい女の子二人組でやっぱりムジカ初登場。

不思議な空気感の静かな音楽で始まります。
「太陽の前世」という歌詞が面白い。
ローファイな感じもええなあ。
何より、かわいらしい。
こっちは、音楽自体が、ストレートにかわいらしい(笑)

ふわふわ柔らかくて、消え入りそうな音やけど、
自分たちのやりたいことをちゃんと分かってるような強さもある。

うたた寝しながら聴くと気持ちええかも、
とソファ席に移動してみる。
おお!気持ちええ!
予想通り、ちょい落ちる。
最高!

お初バンド、二つとも、全然ちゃう意味で、かわいかったですわー。

そして、トリは、ムジカにも、ワシにもおなじみ、ジョンソンtsuバンド。
おお!なんだか、めっちゃカオスから始まったぞ。
前々日の木曜、アメリカから帰って来たばかりのジョンソンtsuは、
金曜もムジカでライブ、で、土曜がこれ。
すげえ体力ですわ。

今日はかんちゃん休みでトリオで登場すが、
やはりご機嫌でございます。
狂気とユーモアを孕んだ、ポップなカオスが、
くるくると美しく、のたうち回って、
聴いてるもんの腰を揺らします。
ほんま観客みんな、肩か腰か頭か、
どこか揺れながら聴いてますわ。

なんかこの日のジョンソンtsuバンドは、
いつもよりゴツゴツしてる気がした。
やっぱりメンバーが一人、いるといないで、
音楽、変わってくるもんなんやなあ。
つまり、それぞれが、別々の役割で、
音楽に貢献してるってことなんやろなあ。
この組み合わせもかっこええわー。

始まるまでは、グッタリしてたジョンソンtsuやけど、さすが!
始まると、もうめっちゃご機嫌さんにしか見えん。

「マリア」でトップギアに入った感。
かっこええ!気持ちええ!
は!一瞬、意識飛んでた。これは落ちた、
ゆーより、ほんま飛んだ感じ。
寝てないのに、意識がなくなってた。
いやー!やっぱり最高っす!

三人とも、冷静に熱くなって、緻密に賢く狂ってる。
すげえ歓喜の中、ラストソング終了。
よっしゃジョンソンtsu、乗り切ったぞ!
けど当然、アンコールや。
アンコールはア・カペラで三人、吠える吠える!
観客まで吠えまくる。
すげえわ!
最後までア・カペラで乗り切る!
まあ、音程合わせなしで始まったから、
途中から楽器、入れられんか。
あ、最後、ワタンベは、ドラム叩いたけど。

三人ジョンソンtsuバンド、
考えたら、四年前の沖縄で、
かんちゃん、一日遅れで来たから、
四人ジョンソンtsuバンドよりさきに観てるんやな。
けど、その時は、ここまでの四人ジョンソンtsuとの違いは
なかった気がする。
これが進化の証拠かもしれん。
いやあ、これからも楽しみなジョンソンtsuでございます。
三人もええけど、やっぱり四人のを聴きたいな。

次の日、主催イベントが入ってたワシは、
終わるとすぐ帰ったんやが、
なんかライブの勢いにやられて、
ボーッとしてて、
バス停一個、降り損ねてしもた。

けど、おかげで、造幣局の上に浮かぶ、
きれいな月が見られた。

塞翁が馬、やな。
何事も。

月を見ながらの帰り道。

自宅から見える月。

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