垂人の思いのこもったタワーを見る。いくの万国夜市＠いくのパーク。

土曜、四天王寺から向かったのは、いくのパーク。
昔の御幸森小学校が、廃校になって、今年文化施設としてオープンしたらしい。
しかも、そのオープンには、友だちの垂人も関わってるというので、
前から行ってみたかった施設であった。
そこで、あふりらんぽのオニちゃんも出演する祭りがあると聞いたんで、
出かけてみたのだ。

おお！小学校時代の感じ、そのままやん！
ええ感じやな。
この木製タワー、垂人が作った、ゆーてたやつやな。

四天王寺で思った以上に時間使って、おまけにちょっと疲れてしまって、
喫茶店で体力回復するのを待ってたので、
NARI-CHANさんのライブには間に合わず、
CHARHANさんのライブ終わりかけの頃、到着。

おお！やはり垂人もおる！オニちゃんも、もう飲んでる！
お！アチャコさんもおった。
この日は出演はなかったけど、
いかにもアチャコさんが好きそうな祭りやもんな。

屋台を観て回ると、さすが生野のど真ん中。
コリアン系の美味そうなフードもたくさんある。
けど、さっき喫茶店で食った、だし巻きサンドが、
ボリューミーで、入りそうにない。
残念！！
あのだし巻きサンドも収穫やったから、後悔はないけど。

しばらくして、青木拓人さんのライブが始まる。
お名前は聞いたことあったけど、
音楽聴くのは初めてだ。

さわやかで、夏っぽい音楽。
余計に風が気持ちよく感じるなあ。

ステージに向かって左側、
西側に校舎が立ってるんで、
会場は、ちょうど日陰で過ごしやすく、
ほんまに風が気持ちいい。
なんやろ福岡のサンセットライブに来てる気分を思い出す。

オニちゃんオススメのイクノビール飲みながら、ライブ鑑賞。
こりゃ、気持ちええなあ。
イクノビール美味かった。
デザインもええなあ。

セットチェンジのとき、出てきた方達の、
「近所のおっちゃん」感がすごくて、
「ああ、ええ祭りやなあ」思う。

オニちゃん、最初の音調整のハミングで会場振り向かせる。
野外の気持ちいい風の吹くとこでの音楽って久しぶりやなー。
しかもオニちゃんのめっちゃ優しい演奏。
こりゃまどろみたなるなー。

ラスト、青木拓人さんをギターでステージに上げる。
後の二人は、NARI-CHANさん、CHARHANさん？
今日の出演者全員なのかな？

最後には垂人もステージ上げられた（笑）

垂人、直立不動でスキャット。
緊張しとるんか（笑）

住宅街のど真ん中なので、
18時でライブ終了。
祭り自体は、夜までやってるみたいなので、
腹が空くまでいてたい気もしたのだが、
久しぶりに朝から出かけて、
暑い中、屋外にいてたので、
少し疲れてきた。
オニちゃんや垂人に挨拶して帰ることにした。

垂人に挨拶すると、
入口まで来て、タワーの説明、一所懸命してくれた。
やっぱり愛着あるんやろな。
「御幸森小学校だった」ということを感じさせるタワーにしたくて、
小学校時代のものもいろいろ使って作ったこと、
お土地柄、日本とコリアが肩を並べてるイメージで作った市松模様のこと、
タワーのデザインが、校舎の反対側、グランドの方にも繋がってることとか、
熱く語ってくれた。
いろいろ考えて作ってるんやなあ。
こういう公共の長い間、残るものを作るってのは、
やっぱり嬉しいことなんやろなあ。

祭りは、定期的に開催されるらしい。
また、来よう。
そのときは、祭りメインにして、
最後まで居座って、
垂人ともっと話がしたいなあ、
と思った。

帰り道、コリアンタウンの曲がり角で、
車の運転手の兄ちゃんと、チャリの兄ちゃんの喧嘩が始まりそうになる。
とたんに周囲の店から、おっちゃん、おばちゃん出てきて、
やんわりと仲裁して殴り合いにならずに済む。

ワシの思い込みかもしれんけど、
切り返しせんと車が曲がれない交差点も、
すぐに喧嘩始まりそうになるとこも、
喧嘩止めるプロみたいなおっちゃん、おばちゃんがすぐ出てくるとこも、
生野らしい気がした。
腕のどこを掴んだら、手が出しにくいとか、
どういう言い方したら、とりあえず殴り合いにならないか、とか、
経験ないとできんようなこと、スッとやってたなあ。
おっちゃんもおばちゃんも、かっこよかったで。

町角でめっちゃ現代のコリアンタウンらしいディスプレイ見つける。

鶴橋の駅から環状線経由で帰る。
その環状線で、そう混んではなかったんやけど、
優先席の四人席を、それぞれ占拠するする男女がおった。
荷物置いたり、足伸ばしたりで、
他の人が座りにくそうな雰囲気作ってた。
まあ、ワシ、無理矢理、座ったりましたが。
鬱陶しそうな顔されたけど。
その二人が、同じ駅で降りた。
ふと見ると、その二人が、話しながら降りてった。
カップルやったんけ！
せめて、同じ四人席に座れよな。
と、最後ちょっとイラッとしたけど、
それを上回る気持ちいい時間だったので、
ヨシとする。