桜川春子、村上“アッシュ”篤史、トクサ＠「アガッタ！フライデーライブ」。

こないだ金曜日は、久しぶりのアガッタ、フライデーライブ。
調べたら、2019年以来なんで、コロナなってからは初めてってことか。
まあ、飲みには来てるんやけどね。

まずは、桜川春子ちゃんから。
春ちゃんも、久しぶりー。

客できてたKTRくん、春ちゃんに呼ばれて、飛び込みでスネア伴奏。
なんかこの日は元気なパンクやったなあ。
ニナ・ハーゲン・イン・ミナミの串カツ屋か！
歌い終わった後のドヤ顔よ！（笑）
このなりきりッぷりが、春ちゃんの凄くて、気持ちよくて、
ワシの好きなところなんやけど、
顔だけ観てると、なんや腹立つ（笑）

バイトの辛い話がおもろ過ぎて！
さすが春ちゃんやわあ！

KTRくん、客できてただけやのに、
呼ばれて出たのに、ダメ出しされとる（笑）
しかも投げ銭も払わされるらしい。
これは、何ハラなんやろ？（笑）

ワハハハハハ！いきなりユーリズミクスがベタベタ関西弁で！（笑）
ブルース「マルコのブルース」でラスト。
この日もよう笑わせてもらった！

終わってから春ちゃんに、
「春ちゃんライブある時は、お店アンドーやってるし、
アンドーの前でやることって、あまりなかったんちゃう？」て聞くと、
「よう気づいてくれた！初めはちょっと恥ずかしかったんよね」と。
春ちゃんでも、そんなことあるんや。
ふたりでやる時は、人前でアンドーに乳揉まれるくせに（笑）

二人目は、初めて拝見する村上アッシュ篤史さん。
めっちゃビジュアル系で登場して、
のりをさんもカバーしてるという「ハニー」から。
こんなビジュアルで、けっこうポップで、フォーキーやん（笑）

「どんくさい大臣」て曲の途中で、
歌詞完全に飛んで「どんくさい大臣」であることを図らずも証明（笑）

次々出て来る楽しく能天気なエンタメソングに続いては、
お！初めてのちょっとグッと来る曲（笑）「僕の天使」。
ブルーハーツっぽい、ええバラードっすね。

「ラストの曲はパンクやで！パンクのやつ、絶対そんなこと言わへんけど」
分かってやってはるんが、ええっす！
初めて聴かせてもろたけど、
なかなか楽しかったっす。
ありがとうございます！

で、トリはトクサくん。
以前は「ロールスロイズ」て名前で活動してはったけど、
本名の「トクサ」で活動するようにならはってからは初めて拝見しました。

かなり久しぶりやったけど、以前と変わらずキレのいい演奏。
やけど、伸ばす声が、前より、よう伸びて響く印象。
だからかなあ、緩急の幅が広がった気がする。
で、その結果、観客の体温を確実に上げてくれる気がする。

なんや、トクサくんの演奏聴いてると、
弾けないのにギター弾きたくなるんよね〜（笑）
きっと、演奏と自分自身との距離がなくて、
自分そのものが吹き出してるような音楽やから、
そんな気持ちになるんやろなあ。
「ワシもあんな感じで、自分をぶつけたい」。

トクサくん、歌詞もええんよね。
誰かの影響は受けてるんやろうけど、
真似になることを潔しとせず、
自分で考えて、自分の言葉で、一人で戦おう、自立しようとしてる歌詞やなあ、と思う。
それは、もがいて、もがいて、戦って、戦っても、
手に入るかどうか、自分でもなかなか分からないものなんやろう。
そこに、きっと届いてるトクサくんは、
誰かの心を動かすことのできるミュージシャンなんやと思う。

音のスタイルとかではなくて、姿勢がパンク、
それがほんまにパンクってことなんやろなあ。

で、歌詞でゆーてることが、けっこうワシが考えてて、
まだ言葉になってないことやったりするんで
「そやそや！」思って聴いてました。

お！「噺家」って曲は二葉ちゃんのことかな？
最近、よう二葉ちゃん観に行ってはるもんなあ。
トクサくんが、二葉ちゃんに惹かれる理由も、なんとなく分かる。
二葉ちゃんも、落語界のパンクやと、ワシは思ってる。

ああ、やはり！！ラストはTシャツオフなんや！
で、曲は「ソングライティング」。
ミュージシャンとしての自分をまっすぐ吐露した曲やなあ。
ミュージシャンでもないワシが言うのも烏滸がましいが、むっちゃ分かる。

アンコール、再び呼ばれるKTR！
客できたのに、本日最多出演（笑）
初めての組み合わせらしいです。
アンコールの曲の好きなものの列記、
ほぼ「ワシもそうそう！」思うもんでした。
お！KTRのスネアもなんかええぞ！
意外にも、ゆーたら失礼か（笑）
ジョーストラマーの「ザ・メスカレロス」っぽいぞ！
言い過ぎたぞ！