ファンファーレ・ロマンギャルド「春は名のみの東北ツアー2024~ゴールは大阪~」@雲州堂。

先週木曜は、雲州堂で「ファンファーレ・ロマンギャルド」。
同じく雲州堂で観たの、ついこないだのような気がしてたけど、
探すと、四年近く前やったんやな。
早いもんですわ。

あ、二年前にも行ってた!!

始まると、いきなり異国感!
と言っても、どこの国かは、さっぱり分からんのやけど(笑)
強いて言うなら東欧か。
けど100年くらい前の、、て気もする。
一曲目から緩急緩急の連続で、
いきなり独特の世界に引きづり込まれた。

音もアクロバティックやけど、編成もこの日はめっちゃアクロバティック。
管楽器2本、ギター2本、バイオリン、スティールパンに、リズム楽器がなんと四人!
打楽器て括りでスティールパンも含めると、半数が打楽器!
そら迫力出ますわ。

二曲目は頭で、たっぷり、そのリズム楽器聴かせてもらいました。
なんか祝祭感がすげえな。やっぱり、なんの宗教かは分からんのやけど。
で、どことなくユーモラス。
このユーモラスさも、このバンドの大きな特徴って気がする。

一変、モルドヴァの民謡は、むっちゃ哀愁から始まる。
まさに哀愁のヨーロッパやな、あの曲とは、全然違うんやけど。
途中でウトウトしたら、子どもを残して空を行く毋象の姿が頭に浮かんだが、
なんか関係ないあるんやろうか。
いや、ただの幻視か、って危ないやん、ワシ。

短くシンプルなフレーズが幾重にも重なって、
不思議な大きな世界をつくって行く。
こんな壮大な曲やったとは!
パーカッションパラダイスからゆっくり目の乱痴気騒ぎに、
なんて展開が読めない音楽(笑)
おまけに瀬戸さんは足踏みダンス!
あ、二曲メドレーやったんか!なるほどー。

二部は、さらに激しく、
なんか中近東の人がロックとジャズとファンクとドリフ、
同時に目覚めたみたいな、すげえ展開の曲!
しかもおもろい!(笑)

学校に呼ばれた時に作ったらしい「蜘蛛の糸、朗読付き」。
瀬戸さんの朗読の前から、安友子さん鈴(りん)をずーっと鳴らしてる(笑)
目を瞑りながら聴いてると、自分が陀多(カンダタ)になってしまった気がして、
ちょい怖おもろかった(笑)
ちなみにカンダタの落下音はアッコちゃんのバイオリンが、
寺の鐘はジャイアンさんのスティールパンの胴が担当でした。
最後はなんや雅楽チックな終わり方でした。
こりゃおもろいっす!

お!トロンボーンの三原さん、入ってきた!
この日は出演予定なかったらしいのに、
「せっかく来たんやから」とステージに呼ばれ、
なぜか、「セプテンバーオクトパス」って曲で罰?のソロやらされてました(笑)

さらに罰、衆人環視の中「アフリカ象、インド象の吹き分け」
という無茶振りを命じられる(笑)
分かれてませんでしたが。
まあ、分けられてても、ワシも分からんかったでしょうが。

どっか行ったことのないヨーロッパの国で、
サーカス観に行ったみたいな気分になる、
ワクワク、おもろいライブでございました。

ワシ、この日、出かけるのもたついて、ライブ開始の10分前くらいに慌てて出て、
帰りも、用事あったので、終わってすぐ家に向かったんですが、
出かけてたのは、実質2時間半を切ってました。
しかも帰りは、松原里佳さんの家の前を通るというおまけ付き!
(それはあまり関係ないか)
近いのは、助かるわあ!

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