復帰52年の日に。
今日は、1972年5月15日の沖縄本土復帰52年の日。
9年前に上げた投稿を読んで、
この日について、考え直してみた。
52年てことは、この日生まれた設定になってる
「ちゅらさん」のえりぃも52歳。
なんだか早すぎてビックリする。
投稿は九年前やけど、
毎年、この日には、この歌を思い出す。
半世紀以上経つけど、復帰当時の問題は、
何ひとつ解決してないようにも思える。
むしろ、余計酷くなってる面もある気がする。
なのに、復帰の日の記憶は、内地どころか、
沖縄でも、どんどん薄れていっている。
那覇で100人に聞きました 「復帰の日」知ってますか? 沖縄、きょう「5.15」日本復帰から52年
問題が解決したから、薄れるのならいいんやけど、
この状況で、薄れていってることに、不安を感じる。
おりしも、いまNHKでは2001年の放送で、沖縄ブームを巻き起こした
「ちゅらさん」を再放送中。
「沖縄の心」の内地に浸透し、内地を変えていくことを、
ちゅらさんには託されていたが、
今は沖縄が内地化してしまっている側面もあるのかもしれない。
「ちゅらさん」再放送どう見る 漫画編集者と沖縄戦後史研究者の2人が考察しました
ちゅらさんの最後におばあが言った
「沖縄のことを、どうか、どうか、忘れないでくださいね」
という言葉に込められた
「沖縄」の意味を、「どうか、どうか」に込められた祈りを、
もう一度、見つめ直してみたい。
去年アップした時のコメント欄で、
Sanae Hishidaさんと、平良とみさんが、
「ちゅらさん」への出演を承諾した時の話、
いたしました。
すごくいい話でした。
(20250515記)