対人恐怖症になりそうな映画でした。BBBムービー「またヴィンセントは襲われる」。

なんたる不条理!
CGとかほとんど使わずに、ディストピアを描いてるかのような映画だ。
これは、なんの寓話なんだろうか。
と考えながら観てしまった。
もちろんフィクションなんだろうけど、ファンタジーっぽくはなくて、
リアルで、現実にも、そんなことが起こりつつある気がしてしまう。
対人恐怖症になりそうだし、
町を歩くのすら、怖くなってくる気がする。
そう言えば、ワシも最近、町に出ても、
人と目を合わさないようにしてるなあ。
合わさない方が、厄介ごとに巻き込まれる可能性下げられる気がするしなあ。
と言うことは、昔よりは現実世界も、
この映画の世界に、少しだけでも、近づいてるのだろうか。
ちょっと怖過ぎるし、
半分くらいで「もうええよ!」と思ったんやけど、
最後まで目が離せなくなる脚本は、見事やなあ、思った。
基本のアイデアが尖りすぎてて、出落ち感もあるのに、
退屈させない展開は、ほんま素晴らしい。
ひとつだけ思ったのは、
サングラスは対策にならんのんかいな、ってことでした。
サングラスでは防げない設定でも、
まずは、主人公は、それ試してみるやろ、思いました。
枝葉末節ですみません!
タイトルが秀逸(笑)