映画「パーソナルソング」。
94歳の認知症のおばあさんが、嬉しそうに子供時代を語り始めた。
品川さんに教えてもらったドキュメンタリー映画。
認知症の人たちに思い出の音楽を聴かせると、
急に歩行器なしで踊り出したり、
目がサッと輝いて、出来なかったことができるようになったり。
音楽に反応する脳の部位は認知症に冒されにくく、
運動中枢や記憶中枢など、脳のほぼあらゆる部位と
結びついてるので、
活性化されるのだそうだ。
久しぶりに昔好きだった曲を聴くと、
その頃の思い出が蘇ってくるのも、
そういうことなんやろうな。
ほんまにええ映画やった。
音楽を聴く人、やる人、どちらにも観てほしい。
きっと自分を肯定する材料になるから。
ワシにとってのその音楽は、なんやろうと考えてみた。
…………ワシが認知症になったら、
誰か鈴木常吉さんの「ぜいご」を聴かせてください。
余計、落ち込むかもしれませんが。
特別映像観ると、この映画が肝が伝わると思います。
でも、これで本編観なくていいや、とは思わないでください。
本編は、もっと心に広がるはずです。
コメント欄にもたくさん投稿いただいたけど、
シェアがすごかった。208件。
(20230710記)