PAY DAY vs Puddle D’Addle@おぼらだれん。

夜の部は、道頓堀のおぼらだれんに。

1組目は初めてのバンド「PAY DAY」。
レゲエっぽいぶっといベース音に、
カホンのちょっとスカしたリズム、
鍵盤ハーモニカのチープな音で始まり、
お!ええかも!と思ったが、
♪〜空の声が聞きたくて〜、
って始まって、ちょっと肩透かし食らった気分。

だけど二曲目からワシの好みになってきたかな?
ちょい高音の、ある意味、か細いきれいな声のボーカルで、
ちょっとレゲエっぽい曲や、
クレイジーキャッツみたいな「ほっとけないのよ」って歌詞の曲を
スカバージョンでやったり、なかなか面白い。
次のインストレゲエは、ちょっと暗くて、鍵盤ハーモニカがチープで、
めっちゃワシ好み!
ロシアの5’NIZZAを思い出した。

最後の曲はPuddle D’Addleの
安田くんが加わって「島人の宝」レゲエバージョン。
うーん、どうしても、こういうノリにはワシはついていけんなあ。
なんやろ、攻めてない感じなんかなあ。
まあ急に一緒にやるとなると有名な曲ってことになってしまうんやろうけど。
「こうしたいから、この曲やる」って部分が感じられないと、
どうしてもカラオケみたいに聴こえてしまう。

とは言え、ワシの好きな感じに、
もしかしたらなるかも、って気のするバンドではありました。
その場その場の客受けとか気にせず、
オリジナルな面白いところ、伸ばしていってほしいなあ、
と思いました。

そして、二組目は、もう、始まる前の音出しから
ドキドキしてきて、仕方なかった!
久しぶりのPuddle D’Addle。
久しぶりというかPuddle D’Addleになってからは初めて観る。
昔はジャグリングダブズってバンド。
名前変わったのが、去年の頭らしいから、
もう少なくとも一年半も観てなかったのか。

どんなバンドか詳しくはこちらを。
Puddle D’Addle公式ホームページ
乱暴にわかりやすくザクッと言うと、
三線入りのアイリッシュパンク、
ポーグスに三線入ったような、ソウルフラワーを若く激しくしたような、
もうワシの聴きたくてたまらん音の詰まったエネルギッシュなバンドなんすわ!
今日は、ドラムはお休みかな?
スタートは、マンドリン、ティンホイッスル、
アコーディオン、ギター、三線、ベースの六人編成。
この楽器の編成だけでもワクワクしてまう。

三線&ボーカルの安田くんは、
ずいぶん年下やけど、生き方とか、音楽に対する考え方とか、
感心してしまうことがよくある。
安田くんは、沖縄にも何年か住んでいたらしく、他にも世界を放浪してるらしい。
だからかなあ、今回初めて感じたけど、ボーカル、誰かに似てるなあと思ったら、
マルチーズロックのモリトさんやった。
でもきっと影響とかやなく、たまたま似ただけやと思う。
それは安田くんのオリジナルを追求する姿勢を観てれば、わかる。

「十九の春」をカバーしてくれた。
これこれ!カバーでも「こうしたい」があって、
消化して、昇華できれば、オリジナル以上に、
そのバンドの音になることもあるんやな!やっぱり。
アコーディオンとマンドリンの絡みがたまらなく切ない。

そんで、ティンホイッスルとマンドリンと三線とアコーディオンのユニゾン!!
たまらん!!脳内モルヒネ、出まくっとる!!

ラストの曲で踊り出す人が出て来て、
アンコールの豊年デービルでは、全員踊り出すカチャーシー状態。

ワシが好きやったジャグリングダブズが、
エネルギーそのままで、
さらに目標に近づいた感じの音に
なってて、ほんまに安心した。
心配は、してなかったけどね。
これからも、ワシは、このバンドを
追いかけて行こう。

個人的には、超オススメのバンドなので、
ぜひ、みなさんにお聴き頂きたいです!
よろしくお願いします。

Puddle D’Addle

JUGGLING DUB’S

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