しみずけんたvs多久和千絵with船戸博史@京都エンゲルスガール。

本日は、ゴールデンウィーク明け初日ってことで、
時間が読めなかったけど、なんとか開始10分遅れで
京都大宮のエンゲルスガールに到着。
ライブ開始少し遅れてて、スタートに間に合って良かったー。

ここでちょっとエンゲルスガールの説明。
エンゲルスガールは、五条大宮交差点を少し西に行ったとこらへんの
路地の奥にあるCD &古本屋さん。
この辺りは、観光地も京都にしては少なく、大学などもあまりなく、
ほんまに普通の京都がある感じ。
それでも、こんな偏った品揃えの面白いお店があったり、
町屋で地元の人相手にやってる喫茶店があったり、
「京都ってほんまに奥が深いなあ」と思わせてくれる町で、
前回初めて来たとき、ワシはいきなり好きになった町である。

今日の1組目は、熊本からコロリダスのしみずけんたさん。
今日はアコースティック弾き語りバージョンで。
声がちょっと高めのハスキーで、ちょっと甘くて、気持ちええんですよねー。
ワシの大好きな「生ビール」は、今日はサンババージョンで。

しみずさんの音楽はブラジル音楽の影響がかなり濃い。
こないだのSaigenjiさんといい、
なんだか最近ブラジルづいてるなあ。
あ!カエターノのオダーラ!!好きな歌が続いて嬉しい。

「チリンとドロンとしみずけんた」って、子ども向きユニットも組んではって、
それの曲もやってくれはりました。
子ども向きと言っても、ちゃんと大人の鑑賞にも応えられる音楽、
こういう考え方も好きやなあ。
チリンとドロンとしみずけんたはこんな感じでやってはります。

続いて島根から多久和千絵さん。

二曲目くらいでい宮沢賢治さんの「星めぐりの歌」を歌わはって、ビックリした。
前に夜久一くんが、同じエンゲルスガールで
この歌を歌ったのが印象的で、よく覚えてたからだ。
今のところ、ワシがエンゲルスガールでこの歌を聴く確率は100%や(笑)

ここで、共演の船戸さん登場。
船戸さん、今日のTシャツはビトンです(笑)
ワシはフナTファンなんで、
船戸さん見ると、まずTシャツを見てしまう。

多久和さんの声はちょっと聴くと、か細く、はかなげにも思えるが、
本当は芯があって強い。
だから歌の世界が夢のようにフワフワとしてるように思えたり、
毎日の生活にしっかりと根ざしてるように思えたり、
彼岸と此岸を行ったり来たりしながら、次第に引き込まれて行き、
ただの夢ではなく、ちょっと不思議な次元のリアルなんだ、
ということを実感して行く。
今日は船戸さんのベースが、歌に輪郭を付けて行くので、
よりリアリティを感じる。

船戸さん、けっこうアバンギャルドなベース弾いてるのに、
それが曲からはみ出ずに、収まっていくのは、
多久和さんの曲の広さ、と言うかおおらかさなのかもしれない。
もちろん、それを計算する船戸さんの技術とセンスあってこその話だが。

「シマネヤ眼鏡店」、
初めて聴いたとき、すごく印象に残った曲。
多久和さんの大らかさと不思議なリアリティが、
よく感じられる曲だと思う。

しみずけんたさん出てきて、3人で、「チリンとドロンとしみずけんた」の歌を。
題名聞き忘れたけど、ああ、これは二人の柔らかい共通部分が
ええ感じに掛け算になってる、めっちゃグッと来る演奏やな、と思った。

最後も3人で。
お芝居で使われた歌って言ってたかな?「ランウェイ」って題名の歌。
これ、さっきの柔らかさの上に力強さも加わって、
二人らしい元気な歌になってて面白い。
船戸さんもめっちゃ弓弾いてる(笑)

今日の京都はめっちゃ寒くて、ワシも少々疲れ気味だったので、
ノンアルで過ごし、終わったら、あまり話もできずに帰ってしまった。
しみずけんたさんは、前回、ライブ後、
夜行バスで島根に向かうとかですぐ帰られたし、
多久和さんも前回は昼間ライブで
ワシは次の用事があって、すぐお暇したので、
ゆっくり話したかったんだが、
そうなると、絶対飲む。
飲んだら寒くても遅くまで行っちゃう。
余計寒くなって風邪引く。
というパターンが見えたので、泣く泣く店を出た。
次回は、お二人とゆっくりお話させて頂きたいものである。

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