カニコーセン「Family Affair」@サロン・ド・毘沙門。

カニコーセンさんと左京区散歩してからの、
サロンド毘沙門さんでのライブ、
なかなかに贅沢コースな夜でありました。
今回は通常のライブとは違い
「The Family Affair 」と銘打ち、
カニコーセンさんの、家族のファミリーヒストリーを軸に、
歌や動画を挟むと言う斬新なスタイルのライブ。

500円とチャージが格安なためか、
カウンターにまで、立見客がいるほどの超満員でございました。

カニくんの家庭の話、すべて笑いに昇華してくれてるけど、
なかなかに山あり谷ありです。
カニくんに比べると、ワシのなんて、
5分で済みそうなくらいでした。

お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、
それぞれにコクのあるエピソードを持ってはります。
間に挟まる歌が、こんな背景持ってるのか、
と思うと、それぞれの歌が
さらに愛おしく愛おしく思えてくるのでした。
「ミルクマン・オブ・ヒューマン・サッドネス」など、
ライブで聴くの2回目やけど、
ズシンと沁みて来るのでした。

カニコーセンのThe Family Affair、
カニコーセンをしゃぶり尽くしたいファンなら、
絶対観るべきイベントやと思います。
次回は、5月11日に渋谷であるようです。
関東方面の方、楽しみにしてください。

おまけで、ここ数日の奥さんとの
大喧嘩の話もしてくれはりました。
これが、ただの喧嘩の話ではなく、
お互いの性格や、今までの越し方や、
何もかもを含んだすごい内容で、
カニくん、自分の中に溜めておくには辛すぎて、
吐き出すことで客観化したかったんやろうなあ、
と思う大ドラマでございました。
聴き終わる頃には、ワシ涙にじんでました。

カニコーセンくん、捻くれてたり、
複雑だったりするイメージやけど、
一番ど真ん中にいるのは、
傷つきやすく、繊細で、
真っ直ぐな心なんやなー、
と最後にホロリとさせてくれました。
カニくんで泣いたのは初めてかもしれません。

そして最後は、「この曲かな?この曲だったらいいな!」と
思ってた、その曲でした。
「酔いが醒めたら、うちに帰ろう」。
声にものすごい力が込められた名演でした。

この曲を聴き終わるときに、また涙が。

もう何十回と来たカニくんライブの中で、
一番心に残るライブだったと思います。

帰り、カニくんと姫路に住むカニくん大ファンの青年と
割り勘でタクシーに乗り、地下鉄、JRと
菊正パックを飲みながらの小旅行も楽しかったです。

The Family Affair、今帰って来たばかりなのに、
また行きたい!と思うイベントです。

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