良元優作&永山愛樹@ザンパノとその後。

夕暮れの京阪特急で京都に向かう。

昨日は行きたいライブが目白押し。
左京区だけでも、スーマーさん、インザピース、
大阪ハードレインでは、
カニコーセンさんがザ・たこさんとボギーさんと、
ムジカではミクロムスが、
難波屋ではナオユキさん。
悩んだ末、その一昨日と同じ良元優作さん&永山愛樹さんの
京都元田中のザンパノを選んだのは、
この二人のツアーを絶対二回は、観て、
自分の気持ちがどう違うか試したかったのと、
ザンパノと優作さんという組み合わせが意外だったので、
どんな風になるのか、我が目で観てみだったからだ。

ライブ始まる前、ステージ後ろの窓から
叡山電車が見える。
大好きな光景だ。

今日は優作さんから。

一曲目は「眼鏡橋 」。
何かを確かめるように、いち音いち音、ひと声ひと声、丁寧に出していく。
ものすごく緊張感のある演奏。
終わったとき、叡山電車の踏切の音が
歌を引き継ぐように鳴っていたのが印象的だった。
優作さんも嬉しかったらしく
「ちょうど踏切鳴ってて!」とドヤ顔(笑)

愛樹さんの声が左京区のザンパノで響いてる。
なんか不思議な気分や。
ワシの学生時代いろんなものが染み込んだこの町に、
歳取ってから知った愛知の人の声が染みていく。
ああ、生きてきたんだなあ、とふと思い、
なんでそんなこと思うのか、考えたら、
愛樹さんの歌が、生きてることを
強烈に感じさせるからなのだなー、と気づき、納得した。

優作さんの「月と金星」に続き、
愛樹さんは韓国の月の歌、「ウォルサンガ」?
雄大な歌だった。山の上に月が登って来た。
その光景が頭の中にはっきり見えた。
優作さんと愛樹さんと踏切の赤いランプ、なんかめっちゃええ光景や。

なぜか「京都と言えば」と言って
鈴木常吉さんを紹介しながら「石」(笑)
なんでやねん!と心の中で突っ込んで油断してた瞬間、
吹き飛ばされそうになった。
なに?この迫力!!
なに?この激しさ!!
こんな「石」、聴いたことない!
こんな良元優作、観たことない!
あー!これに引き寄せられて、
ワシはザンパノを選んだのか!と思った。

愛樹さんの地元、豊田をテーマにした「田んぼと煙突」。
ほのぼのとしたメロディに、
突き刺さる歌詞で好きな曲。
優作さんがギターで入って来る。
このギターがすごくええ感じやった。
サビで入れたコーラスも良かった。
この二人、声が違いすぎるので、ユニゾンで歌ってても、
ハモってるみたいに聴こえて面白いなー。

2部は愛樹さんから。初めて聴く曲「あばら小屋」。
パンクっぽいけど、なんか憂いもあってええなあ。
へいへいブルース。優作さんまた
ボトルネックうまくなってる!かっこええー!
これだから、この人から目が離せない。
「アナーキー音頭」、やっぱり、楽しいわー!ええわー!
優作さんの「帰り道」で愛樹さんが
コーラスをつけるって風じゃなく、
思わず一緒に歌ってるって感じが、すごく良かった。
仲良しなんやなーと嬉しくなった。

クライマックスは二人で歌う「A HOPE」。
おとつい聴いたより、さらに迫力出てる!驚いた!!
ラストは今日も「アリラン」。
どこからともなく湧いて来る手拍子。
観客の人数以上の音がしてる。
二人への観客の気持ちなんやろなー。
みんなにええライブやったんやろなー。
めっちゃ嬉しくなる。

ライブ後のアヤさん、タマちゃん、
ハナちゃんとのおしゃべりも楽しかったが、
なんか一人で浸りたくなって、毘沙門に場所を移す。
十七日目の月で、早速さっき頭に登って来た月を思う。


1時間ほどサッカさんと話したりしてゆっくりしてたら、
一志さん、ルイさんがやって来た。
しばらくしたら、優作さん、愛樹さんが、
アヤさん、タマちゃん、ハナちゃんたちが。

これだから左京区の夜は楽しい。
ベロベロになりながら、愛樹さんと伊江島の話したり、
ルイさんと尾道の話したり。
左京区におるとき、ワシは一番ワシらしくなってる気がするなー。
優作さん、愛樹さん、さわさんと入れ替わりに、スーマーさんがやってくる。

ああ、今日が終わらなければいいのに!
と、落ちかけた頭をつなぎとめようとするのであった。

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