カニコーセン vs飯田華子@釜晴れ。

本日は、野外イベントに行く予定だったが、
土砂降り予報のため、中止になり、
予定変更、西成の釜晴れで、昼間イベント。

久しぶりにちづさんのベースありの
カニコーセン。
最初からええハイテンション!
「なごり時計」からの「あら塩」。
ベース入ると、やっぱり芯が太くなるなああ。
そう言えば、今朝、「いましろたかし」の
漫画を久しぶりに読んだのは、
歌詞にその名前出てくる
この歌を聴くという啓示だったのか(笑)

「レジの女の子」は、
歌詞けっこうゲスいのに、
ちづさんが
さわやかなコーラスつけるのが
めっちゃおもろい。
ちづさんはコーラスもええし、
ベースの音は歌の伴奏として、
完璧やと思う。
カニくんのベースとして、
これ以上は考えられないくらい。

こないだの実験室の夜で作った
「うそ」がテーマの曲も大ウケでした。
嬉しい!!(笑)
なんでワシが喜んでるのか、
よーわからんが。

やぎあきこにまで、ちづさんのさわやかなコーラスが!(笑)
しかも観客全員の大合唱!!
昼の西成に「お◯んこ」が
響き渡りました。

物販コーナーに続いては「インクライン」。
これも2019年の日本の現実。
魚が腐ったすえた匂いが鼻に、
鉄錆のような、やりきれない味が口に、
じわじわ広がっていく気がする。
間違いなく名曲。

後半は少し、しっとり気味に、進む。
久しぶりに聴く「酔いが醒めたらウチに帰ろう」。
この歌も、身につまされるなあ。
そうは思ってても、決して醒めない
酔いの中で、うちに帰れないまま、
人生を終える男。
醒めるのは、向こうに行くとき。
そんなことを、ふと思った。
鴨志田さんが、実際どうだったのかは知らないが。

ラストにやった「昨日のままの君でいい」って曲、
初めて聴いたけど、
ちょっと涙出るくらいええ曲やった。
カニコーセンくんのメロディセンス、改めてすごいなあ。

おっと、休憩中に釜晴れのカウンターで、ノコリータを発見!
とんちピクルスさんにも歌われた福岡能古島の甘夏果汁サイダーです。

二部は、釜晴れの早苗ちゃんから、
「いつか観てほしいねん!」と
強くオススメされてた飯田華子さんの紙芝居。

これが、ものすごいシロモンでした。
真面目な男とお見合いするソープ嬢の
切ない物語から、
北千住のホステスと土木労働者の
恋愛未満の色話、
落語の牡丹灯籠まで、
下品、笑い、人情など、
人間のどす黒いもの、
整頓できないものを
全部ドロドロのまま、
紙芝居と語り、という形にした
オリジナルの表現形式でした。
最後には体を張ったお座敷ストリップ様の
ダンスまで、ほんまに分厚い!
下っ腹をドスンと殴られたような
破壊力抜群の衝撃でございました。

今日は、ダブルヘッダーで、
今からもけっこう濃いライブなんですが、
もう既にフラフラです。
ワシ、大丈夫やろうか。

飯田華子さんの所属したIKAZUGOKEの伝説のCDはこちらです。

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