子供鉅人「幕末スープレックス」。

元ポコペンの益山くん率いる劇団「子供鉅人」の「幕末スープレックス」を観て来た。

息もつかせない速い展開、なのに若い劇団にありがちな、
こ難しさはなく、オッサンもストーリー展開に無理せず着いていける。

いつの時代にも共通の場末の怪しい美しさも感じられるのは、
人間がきちんと描かれているからだろう。

お上が徳川から明治政府に変わろうと人は一人一人、
自分の幸せを追求するってテーマ(?)も、共感できた。

そして音楽!「わをん」のかんのとしこさんや
知った顔も何人かいる楽団が素晴らしかった!
子供鉅人お得意のダンスシーンをパワーアップする、
少しだけだけど劇にも絡む。
益山くん、演出うまいなあ〜。

歴史オタクとしては時代考証の部分で少々「ん?」と思うとこもあったが
(江戸時代の公衆浴場は混浴、など)、
そんなことは問題にならないくらい素晴らしい芝居だった。

大阪は明日までだけど、東京はザムザ阿佐谷で10月4日〜8日まで。
お勧めですよ!

四日目バンドの誕生前夜。
この劇中バンドが、そのまま四日目バンドに、
発展していったのでした。
幕末スープレックス、おもろかったなあ!
(20190922記)

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