三上寛&鈴木常吉@拾得。
久しぶりの拾得。
実は恥ずかしながら、初めての生三上寛さん!
常吉さんのやってるステージの横に、
高田渡さんの笑顔のポスター。
なんか泣けてくる。
渡さん、常さん、こんないい歌、歌ってますよ。
オン・ザ・ロックが好きなのは、
チェイサーの水がすごくおいしく感じるからなんやな。

うっす!
三上寛さん、すごく良かったっす。
その三上さんと一緒いやりたいって、出て来た
常吉さんもすごく良かったです。
【鈴木常吉さん談】
「正確にいうと「今日もアンコールな」、って言われて、
「今日はいいですよ」、って言ったのに、
アンコールもないうちから、やりたくなって出ていきました。
フリージャズどころでない、インプロビジェーションと不協和音。
本人たちがそれを、無意識でやってるんですから。
三上寛んさんの音楽の裏に、
津軽三味線や棟方志功や太宰治や恐山を感じてしまうのは、
短絡なのかなあ。
北原ミレイも、感じてしまった。
三上寛はすげえぞ。やっぱ。
命も懸けないで「ロックだ」「パンクだ」と言ってるやつらに、三上寛、聴かせてやらんとなあ。
ディラン、渡、トム・ウェイツ、いろんな流れの中から、
離れたところにいる。
便宜上、フォークとしか言いようがないんだろうなあ。
間違いなくオリジナルだ。
拾得にはさすがに「寒山拾得」の絵が飾ってあるが、
「拾得で三上の寛さんが演奏か~。
寛さんが拾得で。『かんさんじっとく』ばんざ~~い」とか
思ってるアホは。ワシ一人か。
…いやもう一人ぐらいいたかもしれない。