青木誠「沖縄うたの旅」。

あ~悔しい。
ホンマにエエ本やった。

おもろ以前、歌が神との会話だったウムイ時代から、
古典、民謡、ロック時代、琉球ポップ、
そして今につながる沖縄の音楽の成り立ちや展開を網羅しているだけでも、
今まで読んだことのないくらい、詳細で、わかりやすい本なのだが、
それだけでは、資料に過ぎない。
その時代を経て今に至る音楽を俯瞰して見ることで、
通底する沖縄の人のメンタリティー、
沖縄の精神史にまで迫っているから、この本はすごいと思う。

作者、青木誠さんと照屋林助さんのやり取りを読むだけでも、
十分値打ちのある、素晴らしい本だ。

こんな本をいつか書きたかったなあ。
あ~~悔しい!!

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