アイシャルビーリリースト、で、精一杯。
ま、どうせ、いつか逝くんだろ、
逝かないヤツなんて、いなかったさ。
みんな自分が逝くなんて、想像できないだけさ。
ケセラセラ、いつかその日は来る
避けることなど、できないさ。
そして、その日が、訪れたとき、
残す思いは未練じゃないようにしたい。
ケセラセラ、なんでもええ。
他のことなど、ケセラセラ。
いつ逝ってもいいようにしようと思ってた。
「良元優作や鈴木常吉が、
もっとすごくいい音楽作るの、
聴きたくないですか?」
という言葉が、
ワシを今に繋ぎ止めている。
うん、聴きたい。
めちゃめちゃ。
ケセラセラ。
誰や何が正しいとか、
知らねえな。
ワシはワシが好きな音楽を聴いていたいだけ。
そのうち、死んだとしても。
伝えたい、とか、ちっとも思わない。
だって、人って死ぬんだもん。
ワシも死ぬんだから、人に伝える暇があれば、
自分で、いろいろ考えたい、と思う。
感じたい、と思う。
他人に伝えてる暇なんがねえよ。
なんで、みんな自分より、
他人を考えようとするのか、昔から、わからない。
アイシャルビーリリースト、で、精一杯です。
ああ、いい酒だ。
伊江島がワシを変えた気がする。