最高の千鳥足&ヨシムラタカシ@新樂山。

先週木曜日の夜は、新樂山へ。
その前、天王寺界隈にいたので、
谷町線〜中央線で行こうと思ってたのだが、
Googleマップに相談すると、
「なら、今里ライナー(路線急行バス)やろ」と教えてくれたので、
それで行ってみました。

急行なので、停留所、あまり停まらなくて快適やし、
良元優作くんの歌に出てくる「大池橋」も通ったし、
(実は「御池橋」やと思ってたエセ京都人)、
目的停留所は、地下鉄で行くより、他の路線バスで行くより、
新樂山に近いところで止まってくれるし、
「まさにこの日のワシのための路線!」思いました。

あ、で、ライブです。
先日、お誘い受けてて行きたかったんやけど、
行けなかったフジコジョンソンくんの組んだ、
新しいデュオ「最高の千鳥足」。
始まる前に、夜のストレンジャーズの
「Fly Me To The(Liquor Store On The)Moon」かかって、
おや?っと思ったけど、
ああ!そうやった!
この曲の歌詞から、バンド名、つけたって、
フジコくん、ゆーてたな!律儀。

泥臭くて、ブルース臭ぷんぷんのロケンロー。
カッコよろしいやん。
けど、なんか聴いたことある気がするぞ?
ああ!そうやった!!
まだグループ名、なかったけど、
前、Sophiaでこの組み合わせで、
聴いたことあるんだった!
そうそう!相方は、ぺったんさん!

藤田くんのハープ、気持ちよう唸ってる、嬉しそうに歌ってる。
ええ相方と会えたんやなー。
二人という最小人数が、元々の持ち味のいなたさを、
さらに増幅してる気がする。
そのいなたさは、アメリカの中西部〜南部のようでもあるけど、
大阪の、外部の人など誰も来ないような、場末の、寂れた町、
昔はそれなりに栄えてたのに、
今じゃ寂れ切った町のようにも感じる。
この寂れた感が、なかなかええ味わいでもある。

シーリングファンと一緒に見ると、
アメリカ南部感、強まるなあ。

曲ごとにブルース色が強まって行く。
しゃがれ声で、過激な歌詞もあったりするけど、
ぺったんさん、なんや真面目でええ人なんやろなあ、てのが、
歌の端々に溢れてる。

おお!ラストの曲で、フジコくんも、歌った!
とゆーより叫んだ!吠えた!(笑)

そして次はヨシムラタカシくん。
けっこう久しぶりやなあ。

ヨシムラくん特有の、朴訥とした、つっかえるような歌い方、
なのに熱い。
これがクセになるんよねー。

ある意味、熱量マックスの、ダニエル・ジョンストンか。
ちゃうか(笑)

おお!ロックンロール・ア・カペラ!(笑)
立ち上がってア・カペラで歌って、自己紹介。
ヨシムラくんこんなんできるようになりましたか(笑)

はじめて聴く曲でも、
歌詞がズシンと響いてくる。
歌詞と、符割と、メロディが一体化してるので、
歌っていながら、喋ってるような自然さがある。

「父の木」は、最近のワシのお気に入り。
「まだ7歳の父の木」「もう7歳の父の木」
の間にある、後悔と、揺れる複雑な父への気持ちを思う。
「友だち」も聴くたびに、ズシーンと来るなあ。

ラストは、北上川の曲「帰ろう」。
なんか童謡のような味わいある、ヨシムラくんらしい曲やったなあ。

アンコールまで、ヨシムラ節、炸裂で、
初めて聴く人の気持ちをガッツリ掴んではりました。

ええライブやったし、久しぶりに会う人が多かったので、
アフターライブで話し込んでしまい、
気がつけば、最終電車。
なんとか間に合いましたが、
「もっと話してたかったなあ」思いながら、
地下鉄に乗っておりました。

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