ギター馬呆〜そらあんたセッションだっせ〜

これも、すげえお宝映像やなあ。
伝説のギターデュオ、石田長生さんとCharさんのBAHOの番組。
二人のギターの演奏が、そりゃまあ、とんでもない。
テクニック、うまいなんてもんやない。もうあがめてまうレベル。
けど、それをひけらかすのではなく、めっちゃ楽しんでるとこが、
凡百のスーパーギターグループとの違いなんちゃうかなあ。
「演奏する=PLAY=遊ぶ」ってことなんやなあ、
とその意味を改めて実感する。

けど、この番組、ただ二人の演奏を流すライブ・ドキュメントやない。
サブタイトル通り、この二人が、他のミュージシャンとトークしたり、セッションしたり。
その人選がまた、誰が考えたんやろうって、人たち。
一人が、宮川左近ショーでお馴染み、「なんでこんなにうまいんやろ〜」の三味線、
暁照雄師匠(当時は、暁照夫と表記)。
そしてもう一人が中島らもさん。
トークもセッションもすごくないわけがない。
おまけで、セッションはないけど、木村充揮さん、石井竜也さんのインタビューもある。
らもさんとのグダグダトーク、グダグダセッションもええけど、
ワシがツボったんは、暁照夫師匠との、速弾き合戦やなあ。
ほんまに、当時のギター、三味線の最高峰合戦やろな。
もちろん、これもただのテクニック披露じゃなくて、
めっちゃパッション感じる演奏。

けど、考えてみたら、この番組でセッションしてる四人のうち、Charさん以外は、
みんな鬼籍に入ってはるんやなあ。
その意味でも、めちゃくちゃ貴重な映像やと思います。
どうぞ、お楽しみください。

暁照夫師匠とのトークは12分くらいから。
14分くらいからちょっとだけ楽屋でセッションして、
そのあと、16分半くらいから師匠に担ぎ出されて
客を入れてのステージで本格セッション。
それが、エゲツない。
らもさんとは、34分半くらいからトーク、
そのあと40分くらいからセッション。
らもさんの民族弦楽器コレクションも見ものです。

BAHO

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