周ちゃん、三回忌。
Facebookさんが波照間の後冨底周二さん、こと周ちゃんが亡くなって二年だよ!
と教えてくれたので、
急遽、YouTube周ちゃん大会。
真昼間なのに、声が星や月のはざまに溶けていく。
深いけど、どこか優しい波照間の夜空が、
目の前に広がるような気がして、
ゾワゾワして堪らなくなった。
今は、行けない波照間。
行っても、そこには周ちゃんのいない波照間。
涙こそ流れなかったが、
胸の中を、何かが流れ落ちてゆく。
波照間で周ちゃんを聴いたのは一度だけだ。
周ちゃんの牧場で、確か雨が小ぶりで降っていたので、
屋根のあるとこで聴いたはずなのに、
その記憶はなぜか、満天の星空と一緒に保存されている。
きっと、周ちゃんの歌の中に、
星が散りばめられているからなのだろう。
その後、宿に戻って、泊まった宿のサービス、
無料の泡波をガバガバ飲んでたら、
そこに周ちゃんが乗り込んで、
また盛り上がった記憶がウッスラとあるのだが、
あれは、泡波と泥酔が観せた夢だったのだろうか。
ワシの願望が夢になって現れたのだろうか。
数年後、大阪に周ちゃんが来た時にも、会いに行った。
ライブの後、波照間に行った話をした。
周ちゃんがちゃんと覚えてくれてたかどうか、
その記憶も定かではないが、
波照間で見たのと変わらない笑顔は、はっきり覚えている。
素朴で大きな笑顔の人だった。
素朴で大きな歌を歌う人だった。
笑顔の向こうには、哀しみのある人だった。
哀しみを抱えてるからこそ、優しさで包んでくれる人だった。
YouTube検索したら、周ちゃんの動画は結構ある。
今日は、周ちゃん三昧で過ごそうと思う。
途中で終わってるけど、これも周ちゃんらしい名演!