谷川賢作 映画音楽ライブ@釜晴れ。

昨日は、また釜晴れさんにお邪魔した。
谷川賢作さんの映画音楽ライブ。
あの谷川俊太郎さんの息子さん。
前々から楽しみにしてたので、珍しく最前列で観させて頂く。

演奏しながらのスキャットが直接聴こえてくるのが嬉しい。
緩急が凄くて、一曲で一編の映画みたいに思える。

絶対この話、出ると思ってました。
先日お亡くなりになったエンリオ・モリコーネの話。
賢作さんにもヒーローだったらしい。
賢作さんにとっては、ニューシネマパラダイスは「後期〜晩年の作品」て
感じらしい。筋金入りのファンやな。
そこからのニューシネマパラダイス・メドレー。

ああいい。
最前列なんで、振り返って後ろ見ると、ほぼ全員目をつぶって聴いてはる。
ああまた映画観たくなったなー。

賢作さん、意外にもお喋りも達者!
ピアニストから観たエンリオ・モリコーネのいろんな話、めっちゃ勉強なるなー。

モリコーネシリーズで「夕陽のギャングたち」〜「夕陽のガンマン」。
口笛ありーの、口(口)バイオリンありーの、掛け声ありーの(笑)

映画音楽、ちょっと休憩して、俊太郎さんの詩に、
賢作さんが曲つけた「かぼちゃ」と「かけ算」を。
ソロなので当然ボーカルも賢作さん。
言葉がひとつひとつ、面白い。
意外なのに、納得行くような言葉の繋がり。
そしてその言葉が元々持ってるものを引き出すようなメロディーもいい。
で、そこに入ってくる賢作さんのアドリブの語りがまたおもろい!

エレピの音をローズピアノ系に調整して再び映画音楽シリーズ。
ヘンリー・マンシーニの「ムーンリバー」。
やっぱり元々はジャズ系なんやなあ。途中のアドリブが、めっちゃかっこいい。

ここでゲスト登場!!もちろん、カオリーニョ藤原さん。
初共演らしいです。
ローズ&テレキャスで、70年代サウンドらしい。

まずは「男と女」から。
最初の「ダバダバダ」は観客も一緒に。
外は、雨降り、うーんアンニュイ。

一部ラストは、お二人で「鉄腕アトム」。
これもテンポダウンして甘く優しく。
そーか、これも谷川俊太郎さんの作詞でしたわ。
カオリーニョさん、ソロ気持ち良さそうー!

二部はソロでニーノ・ロータの「太陽がいっぱい」から。

映画音楽って、印象的であれば、あるほど、 曲が流れると、
その映画のシーンが思い浮かんでしまうんやけど、
そこから自由にこの曲聴いたら、どんな光景浮かぶんやろな、と思う。
別の光景思い浮かべることはできんかったけど、
やっぱり名曲やなあ、とは思った。
映画の重力から自由な若い人の感想、聞いてみたいなあ。

次は、日本映画、市川崑監督「犬神家の一族、愛のバラード」は、
イントロ当てクイズから。
一小節ずつ、増やして弾いてくれはりましたが、
観客みんなけっこうなお年なんで、知ってても題名がなかなか出てきません(笑)
もちろんワシも曲は知ってるものの映画名は出てきませんでした。

続いて二人目のゲスト、山村誠一さん。

お客さんで来たつもりが担ぎ出されたようで、
楽器は釜晴れにあるもので適当に(笑)
おもちゃのタンバリンは、まだまだしで、鍋とかしゃもじとか、ほんま適当。
誠一さん、テストされてる感じですなあ。
さあ、お手並み拝見(笑)

曲は「子象の行進」。これも、ヘンリー・マンシーニ。
それでもええ音出すし、それだけやなく音で動きで遊び出して、楽しませてくれる。
さすが誠一さんや!
ソロまでふられて、困りながら、パフォーマンスで対応。
プロフェッショナルやなあ!素晴らしい!

続いて、打ち合わせもなしの無茶振りで「宇宙戦艦ヤマト」。
お二人で、朗々と歌ってはりました。

さあ、そろそろフィナーレ。
カオリーニョさんも加わって、3人で「エデンの東」。

まあ、これがうっとりする仕上がり!
還暦のおっさん二人と、還暦越えのおっさんでやってるとは思えないロマンチックさ。
賢作さんボーカルで「涙くんさよなら」。
これ、ずっと忘れてたけど、ええ曲やなあ!詩もええなあ!

これ、作詞も作曲も浜口庫之助さんなんやな。
浜口さん、そんなに意識して聴いたことなかったけど、
ちょっと追っかけてみたくなった。

ラストの曲は「素晴らしきこの世界」。
打ち合わせなしやったようで、イントロ終わりで誰が歌うか、お見合い(笑)
誠一さんが立ち上がりボーカルを。続いてカオリーニョさんも。
一昨日、YouTubeで与世山澄子さんのを聴いたばかりだったので、
なんか嬉しかったなあ。

アンコールは、カオリーニョさんの曲をぶっつけで「宇宙の法則、永遠の愛」。
これもぶっつけとは信じ難い美しい仕上がりでした。

この曲、誠一さんも初聴やったらしく、
「こんなええ歌、なんで教えてくれへんかったんすか?」聞いたら、
カオリーニョさん「浪速クレオールでやる曲やない」とピシャリ(笑)
確かに、ワシにとって浪速クレオールは、超絶テクニック・コミック・バンドやもんなあ。

いやあ、演奏も口も達者なお3人、ええ音楽、楽しく味わわせてもらいました。
静的で知的なライブなるんかなあ、予想してたら、気持ちよく裏切られて、
笑いの絶えないライブでした。
けど音楽はめっちゃ上質。
最後の最後は谷川さん一人で「男はつらいよ」インスト・ジャズバージョン。
これ、めっちゃくちゃ、カッコよかったです!!
YouTubeでさんざん検索したけど、出てこなかった。
音源欲しいなあ!

ジャズって、こんな楽しい音楽やったんやなあ、
と改めて思えたことも、大きな収穫になりました。

アフターライブも楽しくガヤガヤと過ごさせて頂きました。
賢作さん、めっちゃ気さくな方でしたが、やっぱりなんか緊張してしまって、
あんまり喋れなかったのが、少し残念。
その分、打ち上げタイミングで入ってきた井山さんや、スティービー和田さんとは、
あほな話、させてもらいました。

ああ楽しかった!
賢作さん、カオリーニョさん、誠一さん、釜晴れの早苗ちゃん、ありがとうございます!

賢作さん、今年から来年にかけて音楽を手掛けた映画が立て続けに公開なるようです。
どれもおもろそうやなあ。観に行こうっと!

おかあさんの被爆ピアノ 7月17日広島で先行公開。その後各地で(関西は8月7日から)

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