初めての町、大津市坂本へ。

昨日は、二日酔いの頭をぐわんぐわん揺らしながら、京阪京津線を乗り継いで、
比叡山の琵琶湖側の麓、延暦寺の門前町、坂本へ。
久しぶりの路面電車。嬉しい。

坂本は、日本のお茶、発祥の地らしい。
石垣が有名らしい。
と、ほとんど知識無しで来たので、目的地への移動手段も分からない。
駅前の観光案内所で路線バスを教えてもらうが、
本数少なくて、余裕持ってでかけたはずなのに、目的地に着くとギリギリの時間。
バスから見える坂本の町は、落ち着いたええ町並み。
あとでゆっくり歩くぞ〜。

今回、坂本に来た目的は、前々から来たかったのもあるけど、
11月は西教寺というお寺で食用菊の御膳が頂けると聞いたからなのだ。
その御膳のことは、Facebookご参照のこと。

食後、西教寺の境内をゆっくり歩いて回る。
いやいや、なかなか立派なお寺で、お庭も素晴らしい。

ここは、信長の叡山焼き討ちのとき、全焼したお寺らしく、
その叡山焼き討ちの実行部隊で、その後坂本城主になった明智光秀が再興して、菩提寺にしたらしく、
光秀さんのお墓もありました。
そのすぐ前に光秀バージョンの飛び出し坊や。

車が通るとこでもないのに。
なんかお墓から光秀さんが飛び出してきそうで、
ちょっと怖かったです。

境内は紅葉が見頃で、曇ってはいましたが、
門の向こうに琵琶湖や近江富士の見える風景は、絶景でした。
「こんなええ寺、今まで知らんかったんやなあ」と、しみじみ思いました。

坂本に来たら、絶対寄らなければあかんのは、全国の日吉神社や日枝神社、山王神社の総本社、
日吉大社でしょう。
そんなに遠くもないし、坂本の町も歩いてみたかったので、徒歩で参りましょう。

一番距離が短くて、歩きやすそうなのは、バスで来た道を戻るコースみたいだけど、
なんかそれじゃ面白くない気がして、脇道にそれて行きました。

ちょっと高いところに出ると琵琶湖が見えるし、坂はきつかったけど、なかなかええ散歩道でした。
途中、かなりの高台に道が登ってて、そこから見える琵琶湖が最高でした。

峠を超えると、いつの間にか、日吉大社の境内に入ってるようでした。

なんか正式な参道じゃないところから来てしまったので、
案内図とかなくて、自分がどこにいるか、よくわかってなかったのですが、
なんとか、お参りを済ませて、その荘厳さんに「さすが!」と思っておりました。

ところが、しばらく歩くと、また日吉大社との案内板が。
ワシの行ったのは、東本宮で、西本宮の方が、さらに立派なのでした。
こりゃ、でかい神社や。

そう言えば、特徴のある山王鳥居、まだ見てなかったもんな。

無事、西本宮もお参りをして、今度は正式な参道の方に降りていきます。

と、バス停の近所に旧竹林院という建物がありました。
説明見てると、延暦寺の僧侶が隠居後に住む里坊の一つで、庭が有名らしいです。
庭好きのワシが素通りできるはずはありません。
当然、入ってみました。

なかなか素晴らしいやないですか!
借景もええし、紅葉も見頃、ええ季節に来ました。

こりゃ、ええなあ。坂本の町、けっこう好きになってきたぞ。

次は、日吉東照宮という日光の雛形になったという神社を目指しましたが、
貪欲なワシは少し遠回りして、石畳と石段がきれいだという地区を通ります。

途中のお寺も良さげだったのですが、まだ予定がいくつかあるので、
もうあまり時間を割いてられません。
このあたりは、叡山学院の小学校や中学校のある地域らしく、地図見て、
「へえ、比叡山高校ってここなんか」と思いながら、道を曲がると、
胸を突くような急坂。
ふ〜ふ〜言いながら、坂を登ると、その坂以上の急な階段があって、
どうやら、日吉東照宮は、その階段の上らしいです。
「もうこりゃ無理」ですわ〜。

なんだか急に気力が切れて、
日吉東照宮諦めて、その横の坂本ケーブルカーを目指します。

その坂も相当やったんですが、
ついた途端、30分に一本のケーブルカーが出発してしまいました。
気力があれば「じゃあ、その間に」と隣の日吉東照宮目指してたんでしょうが、
もう萎えきってました。
30分、ぼ〜〜っとして、駅で過ごします。

ケーブル坂本驛舎は有形文化財に登録されてるらしく、
ひとつひとつ味のある作りをしています。

なんだか駅で過ごしてるうちに、自分が疲れていることに気が付き出します。
二日酔いのまま、歩き過ぎたか。しかも、ほとんど坂道やもんな。
気がついて、スマホで、何歩歩いたか確認すると、
この時点で15,000歩に近づいてました。
それも坂道のこの歩数、そら疲れるはずですわ。
なんだか腰も痛くなってきた気がします。

けど、比叡山に登ったら、京都側に降りる、という野望も抱いてたんで、
片道切符買って乗車。

坂本ケーブルは、日本一長い2025メートル、標高差484メートルを約11分で繋ぎます。
ケーブルなのに途中には駅もあり(無人駅)、紀貫之のお墓とかも近くにあるらしいです。
眺めも抜群です。渓谷も素晴らしいのですが、なんと言っても琵琶湖の眺望がいとよろし。
木立の間から琵琶湖が見えてくると、ほ〜〜〜っとため息を付いてしまいます。
あっという間の11分でした。

終点の延暦寺駅で駅の両側から琵琶湖を楽しみます。
遠く竹生島まで見え、比良の山並みに斜光があたって、まあ美しい。

ここから根本中堂までは歩いて10分ほどらしいし、その近くにはバス乗り場もあって、
京都側のロープウエイ乗り場にも行けるようなんですが、また坂道。
もう坂道を一歩も歩きたくない。

今回は駅周辺で我慢して、次の便で山を降りることにしましょう。

延暦寺駅も同じく有形文化財らしく、立派な作りをしてます。
やはり麓より、寒いらしく、もうストーブに火が入ってます。
せめて帰りは、行きとは逆の席に座り、違った風景を楽しみます。

ケーブル坂本駅から路線バスでJR坂本比叡山口駅に出て駅から琵琶湖を見ると今日もいい月が出てました。


あれ?もうすっかり夕方の風景ではありませんか!
「延暦寺行かなくてよかった」と少し負け惜しみっぽく思いつつ、
JRの新快速を待ちます。
今朝起きたときには、京都で展覧会行って晩飯食って帰る、という腹案もあったのですが、
もうそんなこと考える気力すらなく、真っ直ぐ大阪に帰ったのでした。

そう言えば、延暦寺にも長い間行ってません。
今度は、一日目、延暦寺をゆっくり回ってロテルド比叡にでも泊まって、美味しいもん食って、
二日目、坂本側に降りて、日吉東照宮とか、今回行かなかったとこを回ろうと計画してます。
どなかたか、お付き合い頂けませんでしょうか。

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