聖徳太子 ―時空をつなぐものがたり― 。

先日土曜、用事が終わって、観たい映画まで時間が空いたので、
なにか時間潰し、できんかな?と考えてて思い出した。
そうや、中之島の香雪美術館で聖徳太子の展覧会やってたんや。

香雪美術館は、そう広くもないので、1時間ちょっと時間を潰すのに丁度いい。
最近は、美術館予約制になってるところが多いのだが、
調べると香雪美術館は、予約制ではなかったので、行ってみた。

大学の専門が古代史であったこともあり、
聖徳太子は、子どもの頃からのワシのヒーローで、
黒岩重吾さんや、梅原猛さんの本も読み漁ったし、
大学時代、一番ハマったのは、京都吉田にあった風媒館という定食屋に置いてた
「日出処の天子」である。

電車の車内吊りかなんかで、この展覧会知ったときから、
「行っとかんと聖徳太子さんに申し訳ない」と思ってたんや。
ようやく行けて、ひと安心。

展示は、展示物少ないながら、充実してた。
驚いたのは、太子が生きてた時代から(いなかったという説もあるが、いてたとして)、
1500年くらい経っているが、どの時代の作品も展示されてたということ。
つまり、太子信仰は、日本を貫く背骨のように、各時代に、あまねくあったということを、
改めて、観せられたことでした。

作品修復のドキュメントも、面白かったなあ。
駆け足なら、1時間かからずに観られるくらいの展覧会です。
場所も、中之島の朝日新聞のところなんで、
交通至便。

大阪市内で時間潰ししたい方、オススメです。12月13日までだけど。

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