対談。坂本龍一&ウスビ・サコ(京都精華大学学長)

先日土曜、配信で坂本龍一さんとウスビ・サコ(京都精華大学の学長さん)の
オンライン対談を拝聴。
精華大学の学長さんが、マリ出身のアフリカ系の人ってのも知らなかったなあ。

話の内容は、これからの社会がどうなるか、どうなるべきか、
音楽や表現者の在り方など、かなり示唆に富む内容で充実してた。

少しだけ内容を話すと、
面白かったのは坂本さんが学生の質問に答えるコーナー。
「表現者の自分と受け取り手の間での葛藤はないか。
どう、自分の表現を受け取り手にチューンするのか」みたいな質問に、
「そんなことを考える人は、表現者に向いてない。
他の道を探したほうがいい」とピシャリとひとこと。
坂本さんが、今まで歩いてきた表現者としての矜持が感じられ、
背筋の伸びる思いだった。

と言いつつ、最後、若い人へのメッセージを求められると、
「こんなもうすぐこの世からいなくなる人間の言うこと聞かずに、
やりたいようにやってほしい。
自分も上の世代の言うこと、何も聞かずに進んできた」と、
これまたピシャリ。

ほんまに筋の通った表現者なのだなあ、と感心。
改めて、尊敬いたしました。

しかし、配信は、こっちの集中力が途切れて困る。
ひとえにワシ個人の問題なのだが、
どうも、気がつけば、他のこと考えてたり、
話が頭になかなか入らない。
実は、音楽ライブの配信も、だんだん苦手になってきている。
ほんまに自分の雑念に辟易しております。

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