ムジカジャポニカ10周年記念「レインボーヒル2デイズ」の2日目。

前の日の晩、泥酔してしまったワシはこの日も大遅刻。
ふちがみとふなととベベチオを見逃してしまうという残念な羽目に陥る。
駅から歩いただけで疲れ、緑地公園の入り口で煙草吸ってるところで、
山ちゃんに発見され、連れて行ってもらったのだった。
入ると曽我部恵一さんが始まってた。
ソロの恵一さんはサニーディとまた違った感じで、これもええなあ。
知り合いに梅酒を渡されて飲むが、まだ昨日の酒が残ってて
「あ、ワシ今日は飲めそうにない」と感じる。
事実、その梅酒以後、夕方まで飲めなかった。

今日もええライブ、目白押し。
幕間出て来るみにまむすは、
ホンマに芸達者に場を盛り上げるし、
ゴトウイズミさんのあの陶酔したようなステージ、
でもいわゆる巫女系(ワシが勝手に呼んでるだけですが)のような
自分に酔った独りよがりなところはなく、キッチリと楽しませてくれる。
阿佐ヶ谷姉妹もへえ、こんな音楽芸やるんや!とちょっと驚いた。
歌うまいなあ。

夕凪のせい子さんの声を聴くと、
ああ、ここはレインボーヒルなんや。
今年も帰ってこれたんや!と、嬉しくなる。
ハッチハッチェルは、さすがとしか言いようがない。
もう完全にここはハッチさんたちのホームだ。
客席が一番踊りまくってたのは、ハッチハッチェルオーケストラのときだろう。
夕暮れ時のハンバートハンバートの気持よさったら、半端ない。
今回はカバー中心だったのか、「生活の柄」とかやってたけど、
少し、ビックリしたのは「さよなら人類」かな?
あんだけオリジナルにくせがある歌なのに、
ちゃんと自分のものにできるハンバートハンバートはやはり凄い。
新幹線が遅れたとかでトリになってしまった勝手に観光協会は、
やはり有名人のお座敷芸って感じがして、
アンコールで、ハンバートハンバートが出て来た時は、少しホッとした。
このまま終わると、少し残念やなあ。ちゃんとした音楽で終わりたいなあ、思ってたので。
(後で、せい子さんに聞くと、遅刻したのは「勝手に観光協会」では
なかったそうです。中途半端な情報で書いてしまって、すみません。)
そして出演者全員が出てきて…、というお約束の大団円だが、
これはやっぱりジーンとしてしまうなあ。

しかし、今回一番ジーンとしたのはエンディングではなく、
ラリーパパ&カーネギーママの再結成だった。
再結成一発目となるこのライブに彼らはどんな思いを抱いてたのだろう。
10年の時間は、彼らをどう変えたのだろう。
それは成長だったのか、変化だったのか。
10年前をあまり知らないワシには、その結論は出せないが、
あまり知らなくても、音と音が呼び合ってる、懐かしがってる気がして、ジーンとした。
普段、よく一緒に飲んでアホなこと言ってる十夢くんに泣かされるのは悔しいんだけど、
「ああグッドミュージックってこういうことなんやろな」と思った。
5人全員が歌えるし、それぞれの楽器の腕も上等。
ヒョンレさんとスチョリさんは、ソロのときとは少し違う声で、
お互いの声に少しず近寄りながら歌ってる気がした。
全員が歌えるなんてすごいなあ。
ああ、だから「浪速のザ・バンドなんやなあ」となんとなく思った。
ガンホさんのギターは、前からずっと好きだし、
十夢くんのベースも、凡人さんのドラムもバンドの音を知りつくしてる気がした。
十夢くんのベース、何度も聴いてるけど、やはりここで聴くのが
一番正しいんやろな、と頷きながら、
なんだかメンバーが顔を合わせるたびに涙が出そうになるのだった。
特に今は大阪を離れて、下関に暮らすヒョンレさんの笑顔は、
本当にこの時間を楽しんでいる気がした。
その笑顔に10年が込められているから、
10年前をあまり知らないワシにも、
なんか懐かしさといった感情がおこったんだろうな。
もちろん、CDを買って帰った。
あと、昔買った高田渡さんのトリビュートアルバムに
ラリパパ、入ってたな。探してみよう、と思う。

これからラリパパは再結成ツアーに出る。
関西では、京都一箇所、大阪で二箇所らしい。
その間の変化も見たいので、できるだけライブに行こうと思う。

こういう再結成の第一歩に、レインボーヒルを選んだラリパパも嬉しいし、
それに「よっしゃ!」と応えたせい子さんの心意気も素晴らしい。

レインボーヒルも10年を超えて、そういう場所になってきてるのだろう。
また来年もこの場所に帰ってこよう。
来年は「9月最後の日曜」とせい子さんが言ってたので、
たぶん9月24日だと思います。

そして、体力と気力と財力を使い果たしたワシは、
アフターアワーズの30周年二日目に行く力もなく、
家に帰ったのであった。

客席の様子は、個々の写真で。

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