アフター西院フェス。

西院フェス終了後、知り合いと会う。
「良かったすねー」とか言いながら、
阪急西院駅に向かうが、
そのとき、ワシにはやりたいことがひとつあった。
「西院駅手前を右に折れた折鶴会館で酒飲んでみたい!」。
当然駅に向かうであろう知り合いに、
その角で、「では、寄るところが!」と言おうとすると、先に言われた。
その知り合いが「では、寄るところが!」と言って曲がろうとする。
聞けば、折鶴会館好きで、西院に来たのに寄らずに帰るなんて!
という気持ちの人だったらしい。
一緒に飲んだことはないが、
知り合ってからは、数年経つ。
道理で、気も趣味も合うはずだ。

では!と二人で日曜なんで閉まってる店の多い中、
開いてるお店を探し、入る。
まずはお互いが好きだと知ってるとんちピクルスさんの話を皮切りに、
大阪のこと、京都のこと、沖縄のこと、音楽のこと、
お互い文科系を極度にこじらせた話で盛り上がってると、
突然、隣の人から「僕の好きそうな話してますね」と声をかけられた。

話を聞くと、一乗寺の大工道具専門の金物屋さんらしい。
文科系こじらせ組は、その聞いたことない職業に興味津々。
いろいろ聞き始めるが、ふと、
初めに聞いた「僕の好きそうな」のことを思い出す。
そう言えば、かりきりんの話してるときに、
話しかけられたんだった。
彼にヒットしたのは音楽の話だった。
そりゃ西院フェスの帰り道やもんね、
同じような音楽好きな人がいてもおかしくない。

音楽の話で盛り上がってると、
彼が一枚のフライヤーをくれた。
なにー!このフライヤーのワシの好きなミュージシャン率!
ほぼFacebookで繋がってるし、
繋がってない人もライブ、何回も見た人や!
話を聞くと、彼の結婚式のイベントを
オープンでやろうとして、
好きなミュージシャンにお願いしたらしい。

町を出歩くと、何かおもろいことに出会えるもんやな。
さすが寺山修司や(^_^;)

ちなみに、帰り道に出くわした知り合いは吉田さんと言う。
そして、大工道具専門の金物屋さんは佐藤さんと言う。
佐藤さんはワシらより少し先に帰ったが、
帰る前、ずっとかぶっていた帽子を脱いで挨拶してくれた。
帽子の下は、みごとなスキンヘッド、
かと思うと、尻尾みたいなもんが後ろについていた。
みごとな弁髪であった。
しかもその弁髪はきちんと三つ編みにゆわれていた。
おかしいけど、きっときちんとした人なんだと思う。

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