良元優作、ザ・ファミリー・トーン、ROIKI@アガッタ。

昨日2018年2月22日はリズム&串カツ「アガッタ」で、
満員の3マンライブ。
それぞれに味の違う、豪華なライブでした。

トップの良元優作さんは、珍しく立ったままのライブ。
中原中也の詩にメロディをつけた曲から。
ギターがうっとりするくらいカッコよかった。

「遠い空」も、ギターが際立ってた。
なんか今日のギターは、エッジが立ってて、男前な感じ!珍しいな(笑)
「雨の降る日は」を演奏してくれた。
今日の優作さんは、ロックンロールバージョンなんかな?(笑)
「星を見ながら」この曲を作ったときの謂れを聞いてから、
この曲がより好きになった。
「風につらつら」今日のソリッドなギターで聴くと、
また味わいが違って、面白い。
もう軽く100回は生で聴いてる曲だけど、また新しい聴こえ方を見つけた気がする。
「道間違える」今日はギターがこの曲を小気味好く、縦に刻んで行く。
これも初めて聴く感じがする。
良元優作、日々、進化中です。
「まあいいやで日が暮れて」優作さんの優しさが溢れる曲やなあ。
別に落ち込んでるわけやないけど、励まされたような気分になった。

「月と金星」の途中で、客で来てたラリパパのガンホさんが引っ張り出される。
ガンホさん、加わった途端に曲終了(笑)
その前にも「ガンホ、入って!」「やっぱりええわ」
「もうガンホのことなんか、どーでもええ」とか、ガンホさん、
弄られ放題(笑)
ラストは、ガンホさんちゃんと入って「帰り道」。
ガンホさんのスライドが素晴らしい!
この曲も別の曲のように聴こえた。
またまた新しい良元優作を見つけてしまった気分。

ザ・ファミリートーンはザ・たこさんの山口さんがいてはるもうひとつのバンド。
やっぱりファンキーなんだけど、ちょっとメロウで西海岸よりな感じから始まった。

ツインギターが冴えてて、洒落とんしゃん!!
室さんのリードボーカルも、山口さんのコーラスも、
ファンクでありながらクール。
かと思うと曲によれば、オールマンブラザーズみたいやったり、
ちょっとレーナード・スキナードっぽかったり、
つまり南部な感じやったりで、懐深いバンドですわー。
メンバーが楽しみながら演奏してるのが客にも伝わり、
客も巻き込んで、ええ空気を作って行く。
コール&レスポンスみたいに呼びかけるわけやなく、
こんな風に、みんなが同じ空気に包まれて行くの、なんか好きやな。
ラストは「朝が来るまで」。これがまたかっこよかった!!

実は今日はROIKIさんのレコ発。
日曜に続き、一週間に二回、ROIKIさんが聴ける幸せ。

「スイートホームシカゴ」から。
あーやっぱり、デルタ!ブルーズ!たまらなくかっこいい。
乾いたギターの音が、粘るボーカルによく合う。
ウッディな壁と世界が繋がって来て、
なんかほんまにデルタの酒場で聴いてるような気がして来た。
はい、もちろん行ったことはありませんが。
大人の世界、男の世界。
竹のボトルネック出て来た。初めて見た。
「ヒルビリーブルース」。

竹のボトルネックが微妙な表情を作り出して、独特のダメ感(笑)
ダメさが、かっこええって、ワシの理想かもしれんなー。
こないだ聴いて惚れた「物差」。
ROIKIさんは「全然ブルーズちゃいますけど」ゆーて、歌い始めはったが、
ブルーズを極めた人やないと、この曲をこんな風には歌えないと思う。
気だるく、呟くように歌う声が、揚げ物のパチパチという音に混じって行く。
小津安二郎の映画を観てるような気分。
最後の曲は、アカペラのブルーズ!
スクリーミン・ジェイ・ホーキンスみたいで、かっこよすぎる。
ちょっと涙出そうな気分!
23時も過ぎてるのに、観客大興奮のまま、アンコール突入!
「ラブ・イン・ベイン」。
最後はやはりデルタで渋く閉めました!
薄く残るギターが渋すぎる!!

アフターライブは、クワイエット・ライオット、
山口しんじ、大はしゃぎでした(笑)

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