Three&Only〜夢野カブ×吉森信×湊雅史〜@ムジカジャポニカ。

昨日は、現在の場所での営業1週間を切ったムジカジャポニカでライブでは
初めて観る夢野カブさんのトリオ。
夢野カブさんのボーカル&ギターに、ピアノは吉森信さん、
ドラムに湊雅史さんという超豪華なメンバー。

こんなロケンローなライブ久しぶりやなーと思いながら聴き始めると、
まず肝抜かれたのは、湊さんのドラム。
タイトで、しなやかで、攻めまくるドラム。
バスドラが前に前に動いてしまうので、途中で、米俵が運び込まれた(笑)

吉森さんの鍵盤は、軽快でキレがよく、
オシャレなんだけど、ときどき牙を剥くから、油断できない。
カブさんは、さすが年季の入ったロケンローラー、
ハスキーなええ声で、グイグイ攻めたり、優しく包んだり、
硬軟取り混ぜて、楽しませてくれはる。

ちょっとブルーズ入った曲で、ためるドラム、
粘る鍵盤、艶っぽいボーカルも、聴き惚れてしまった。
大人のトリオやなー。
吉森さんの、ちょっと聴くと、
メロディと関係なくポロポロ弾いてるみたいなんだけど、
いつの間にかメロディに吸収されて行くような鍵盤、
惚れちゃいそうに気持ちいい。
湊さんの「怒ってるの?」と思ってまうくらい、激しいのに、
実は理性的なドラムにも惚れちゃいそうになる。
こんな超個性的な2人をまとめ上げるカブさんのボーカルが
かっこよくないわけないよな。
激しい大人の狂気で一部が終わった。

二部の初っぱな「ロックンロールに飛び乗って」?が、
めっちゃええ曲で、しばしウットリ。
吉森さん、ニューオリンズな鍵盤もかっこええ!
めっちゃ、ガンボでケイジャンでジャンバラヤー!(笑)(ワシ、壊れかけてる?)
かと思ったら、いきなり、これはフリージャズ?っつー
すげーエネルギッシュで、無軌道な演奏。最高!
それに合わせる湊さんのドラムもほんまカッケー。
カブさんがおらんかったら、もうそのままフリージャズになってまいそう。
カブさんが、それをロックに引き戻す。
そのやりとりがおもしれー!

MCで話してくれはった片山広明さんの話が最高やった。大笑い。
ラスト前にやった曲、タイトル聴き逃してもたが、
もうすげえ叙事詩みたいな曲やった。
長いんやけど、間延びとか全然なくて、
クライマックスに向けて、どんどん高まって行く。
脈絡ないけど、「海洋地形学の物語」をなんとなく思い出した。

アンコールまで、ハイテンションで。すごい体力やわー。
夢野カブさん、吉森信さん、湊雅史さん、
それぞれ別々に聴いても、腹一杯ごはん食えるなーと思うライブでしたー。

ライブ後、カブさんとお話できた。
石垣のBbの話や、高江の石原岳さんの話、
永山愛樹さんの話、音ちゃんの話、いろんな話ができた。

お!カブさん、ワシの大好きな曲やってはる!しかも、早川さんと!

吉森さん、ビッグバンドみたいなこともやってはるんや。
これも、かっこいいなあ。

湊さん、髪の毛長いな~。ドラムってセクシーな楽器なんやな、
と再確認しました。

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