小さな同居人。

我が家に登場する生き物で、蝿や蚊、蛾は嫌いだし、
数年に一度くらいの割合で出るGは、もちろん嫌いだが、
蜘蛛はわりと好きだ。
子どもの頃、読んだ芥川の小説が怖かったので
「大事にせんとあかん」と思ってるんかもしれん。

10日ほど前から風呂場の窓枠と壁の間に
小さな蜘蛛🕷がおって巣を張ってるのを見つけた。
持ち主のおらん蜘蛛の巣は見つけ次第、掃除するんだが、
ちゃんと住んではるから、掃除のときも、壊さないように気をつけてた。

さっき風呂に入ったら、その巣に小さな羽虫がかかってて、
巣主が近寄ろうとしてた。
ワシが湯船に入った音に驚いたか、一度、影に隠れたが、静かにしてたら、
また、そーっと虫に近づいてきた。
その場で食うのかと思ったら、虫の周りを何度か行ったり来たりした。
そして再び影に向かって歩き出すと、蜘蛛の後ろ、
羽虫だった物体が引っ張られるように動き出した。
察するに糸で羽虫をぐるぐる巻きにしてたんやろな。
そんで、やっぱり影に入っていった。
お食事は人目につかんところで。
なかなか慎ましやかな奴ではないか。

セアカゴケグモとかややこしい奴でない限り、
この同居者を歓迎しようと思う。

コメント欄、意外にも盛り上がりました。
(20240320記)

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