良元優作@十三レインコート三連チャン初日。
大阪には珍しく雪の降る中、良元優作レインコート三連ちゃんは
「きっかけ」で始まる。
この寒さも、鬱屈した世情も吹き飛ばしてくれるような、
春を感じる歌で始めるって、
優作さんの気持ちが感じられて、なんかいいな。
久しぶりにライブで会ったあまちくんの影が、
骸骨になってるみたいで、ちょっとおもろかった。
続いて鈴木常吉さんの「疫病の神」。二曲続けて春を感じる歌。
意図的なのかな、優作さんの野生の勘なのかな。
どちらにしても、ワシとしては嬉しい。
元気よく「緑のタイルのイカしたテーブル」に続いては「ハーメルンの笛」。
最近のワシのお気に入りソング♪
「ウソが本当を超えることはない」って歌詞、
今の世の中に響かせたい。
なんかこんな理不尽や不誠実がまかり通る世の中では、
この言葉は「真理」というより、「祈り」に聴こえてしまう。
祈りだとしたら、どうかこの言葉が天に届きますように。
「ヘイヘイブルース」では、「エゴン・シーレの絵」とか
レインコートの風景を歌い込む。
優作さん、そんなアドリブできるんや(笑)
「月と金星」はジョセフ・スペンスが元歌、
今日はギター中心に聴いてみた。
優作さん、ほんまにジョセフ・スペンスきちんと聴いて、
練習してるんやろなあ。
そう思うと、あの呟くような歌い方も、
ジョセフ・スペンスっぽく思えて来た。
お!久しぶりの「ワーリーブルース」。これも鈴木常吉さんの曲です。
今日はなんかリラックスしてる感じでMCも楽しい。
「サンバレー」歌う前に歌のストーリーのネタばらししてしもて、
「もう歌わんでええ」て、なんやそれ(笑)
ご安心を。ちゃんと歌ってくれました。
お、今日の天気を思わす雪の歌「京阪電車」。
十三には阪急しか通ってないので、ここまで来たのは阪急電車やったけど、
車窓から雪が見えて、この曲思い出してた。
雪の日に少しブランデー垂らして頂くあったかい紅茶のように、
なんかポッと優作さんが温めてくれた。
「春の虹」もこの季節だから聴きたかった曲。
優作さんの歌は、ほとんどの曲がメインのテーマにはなってなくても、
季節を感じたり、風景が浮かんだりする。
最近の気持ちだけで出来てる歌詞の傾向を
「なんだかな〜」と思ってるので、
こういう歌聴くと、ホッとする。
まあ、ワシも優作さんも古くさいのかもしれんが、
これが古くさいんだったら、ワシは古くさくてええ、と思っている。
こないだから歌詞が気になってた「負けへんで」。
やっぱりおもろいなあ、この曲の歌詞。
「どうせ泣くなら人前で」って(笑)
この曲は優作さんの独特のリズム感が
めっちゃわかりやすく感じられるのも好き。
お客さんで来てた西洋人のリクエストは「さだまさし」(笑)
なんぼなんでも、それは無理でしょ。
丁寧にお断りして「一番近い曲を」とやりだしたのは「いい人だね」(笑)
やるな!優作!(と、なぜか呼び捨てしたくなる。)。
勢いつけて「ネギネギブギウギ」。
あー久しぶりに声出した!(もちろんマスク付けて〕気持ちいいー。
手拍子そのままで「たんぽぽと太陽」。
おお!西洋人の前で「ドック・オブ・ザ ・ベイ」!
やるなあ。
まあ英語圏の人かどうかわからんのですが。
最後は「愛さずにはいられない」。
珍しい、観客誘って全員で歌う。
アンコールは常さんの「 田家春望 」。
「阿佐ヶ谷あたり」を「十三あたり」に変えて
今日は常吉さんの曲、いっぱい聴けたな。
なんか嬉しい。。
続けて最後は「ケセラセラ」。
両方三拍子の曲なんで、繋がりが気持ちいい。
時短営業なので、休憩はさまず、1時間半くらい。
もっと聴きたいなあ、の気持ち残して終了。
あ、この「もっと聴きたい」が、
明日への撒き餌なのか。
まあ、釣られるのもええかな。
と、思ってしまうくらい、レインコートならではの
ほんわかと楽しいライブでした。
ちゃんとソーシャルディスタンス守って、
20時には終わりますので、
皆さん、明日かあさって、どうぞ!
ワシの予想では、明日は、
「ゆうれい」とか「キムおじさん」とか、
泣ける歌満載ではないかと。。
↑
これも、撒き餌?(笑)
(お客さんへの撒き餌でもあり、優作さんへの撒き餌でもあるか)。