「造幣博物館」。

一日飛ばして、本日も「自宅からチャリで行けるミュージアムシリーズ」。
今日は、真打ち登場です。たぶんうちから最短距離。
こないだのコヤノ美術館の半分以下の距離にある造幣博物館

造幣局の中にある博物館で、ここに住んだときから、
「行こう」と思っては忘れる、「行こう」と思っては忘れるを繰り返してました。
自粛が始まって家いることが多くなって、何度目かの思い出しがあってんやけど、
そら、閉まってますわなあ。
で、この3月にやっと開館したが、春の通り抜けのシーズンは、
今年もたぶん、通り抜けないだろうけど、また閉館するらしく
「このタイミング逃したら、あきまへん!」と出かけたのであった。

さすが、お金は作るほどあるところ、入場無料と豪気です。
そういえば、桜の通り抜けも無料やもんな。

博物館は、桜の通り抜け南から北への一方通行のとこを、出口あたりから
100メートルほど逆行したことろにありました。
普段、一方向にしか歩けない道を、逆に進む快感!
しかも!!わずかだけど、早咲きの桜が咲いている!
ワシの他に誰もいない!
この独り占め感はなかなかのもんでした。

さ、桜はラッキーでしたが、今日の本命は博物館です。

へ〜〜、通り抜けのとき、いつも、真ん前通ってた、この建物が博物館やったんや。

中は、けっこうきれいな陳列で、見やすいです。

けど、やっぱりこういう官立の展示や研究を主目的としない、
余技でやってるようなとこにありがちの「お勉強色が少し強いなあ」思ってたんすが。

最後の部屋が楽しい!楽しい!
世界のいろんな貨幣を集めた部屋なのだが。

まず、色のあるコインってのにビックリした。
もちろん、記念貨幣なんだろうけど、なんとなくコインって、
「地の色に彩色しない」もんやと思いこんでた。
他国のコインで、金系の金属と、白系の金属二色使って、色のあるのは見た気がするが、
着色して、極彩色て。しかも日本て。。

う〜。日本のにも、これほどいろいろあったんや。
で、世界となると、こんな紫のもんから、、まあいろいろ。

形すら、もうこんなにちがうんか。
財布に納まり悪そうやけど、
触っただけで「これはあれ」って分かるメリットもあるのかもしれんな。

こうなってくると、もう記念メダルやと思う。

銀貨なんだと。
これで買い物してるとこ想像すると、けっこうシュール。
好きなもんが同じもん同士の物々交換に見えるやろなあ。
けど、なんや取引って、元を正せば、それで正しい気もする。

コイン自体が3次元的になってるもの、
各地方それぞれのビジュアル、
マトリョーシカそのもの、エイリアン。
コインの価値って、何でしたっけ?
おもろいけど、だんだん訳がわからなくなってきた。

最後気に入ったのは、シリーズで何枚もあるコインを、そのシリーズごと、
棚を変えて一挙に観せる機械。
ジュークボックスみたいで楽しい!
別に、観たいわけではないけど、
機械動かしたくて、けっこう何パターンも観てしまった。

ちょっと後に用事控えてる日に来てしまったが、
意外と楽しめた。
今度は最後の部屋、もと長時間遊べるよう、
余裕のあるときに来てみようと思います。

ゆーたら、ある意味企業博物館みたいなもんやから、
企業博物館や工場見学のあと、たいてい貰える、
自社製品って、やっぱお金やろか?
とかアホな期待を一応してたんですが、
もちろん、それに応えて頂けることは、
ありませんでしたとさ。
でも、オモロカッたんで、また行きます〜。
3月は25日までか。
ギリギリの方が、桜、よう観れるかもやな。

造幣博物館の見学予約は、こちらから。

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