山本精一&石橋英子@ムジカジャポニカ。
本日のムジカジャポニカ。
まずは、木曜ぶりの山本精一さん。
こないだも感じたんだが、
なんだかオクノ修さんを思わせる部分もあるなあ。
ロックやパンクを通り過ぎて、洗われたあとの静かな世界。
でもオクノさんが長い間干されて、乾いたシャツの印象なのに比べ、
山本さんはまだ生乾きな感じ。
まだパンクを引きづりながら、なのかな?
オクノさんの乾いた彼岸を思わせる感じも好きだけど、
山本さんのまだ痛みの残ってる感じも、好きだ。
そして、石橋英子さん。
繊細だけど、ときどきアクロバティックなピアノをバックに、
ハイトーンで美しいけど、
油断すると、ぎょっとするような歌詞のボーカルが遊ぶ。
綺麗で純粋で乱暴な音楽。
しかし、山本精一さんと一緒にやった、
アンコールの「candy says」は、本当に美しかった。
そうか、この静かで美しい暴力性って、
べルベッドアンダーグラウンドに近いのか、
となんとなく思った。
いいライブだった。
終わったあとの観客の帰る足の速さもビックリ。
まだまだ最終まで時間あるし、明日休みなのに。