黄砂に抱かれた朝日が、町を飲み込んでいた。
最上階のフリースペース、
この病院で一番好きな場所だ。
朝、目が覚めて眠れなくなったので行ってみた。

ちょっと思ってなかったような風景だった。
黄砂でにじむ朝日、
その朝日を中心にグラデュエーションで広がっていく色の波に
OBPのビル街や、大阪城の天守閣、石垣、緑、
今が盛りの桜までもが、巻き込まれている。
飽きず、座り込んで眺めていた。










「黄砂、うざ」と思ってたんですが、
ちょっと不思議な風景を見せてくれました。
どんなもんでも、知らんもんは、
新しい何かをもたらしてくれるもんやなあ、
思いました。

フリースペース全景。
今回もお世話になりました。
三年前、胆嚢内視鏡手術入院、
退院する日の朝、
この季節ならではの、
不思議な朝日を見ました。
瓢箪のような太陽。
(20240330記)

