「遠州・不昧と大名家の茶」展@中之島香雪美術館。

久しぶりに勤めてた会社の近くに行った。
中之島の香雪美術館の「遠州・不昧と大名家の茶」展。
ワシは茶道は全然やらないのだが、茶器は好きだし、
小堀遠州は茶人としても尊敬してるし、作庭家としても好きな庭の作者だし、
松平不昧はワシが少なからず縁があって、大好きな町、松江のお殿様だし、
「絶対に行かなあかんやろ」「いや行きたいやろ」と思ってた展覧会であった。

中之島の香雪美術館は、わりとこじんまりした美術館で、
展示数も少ないので、説明文読みながら回っても、集中力が途切れず、
最後まで観られるところが好き。
少ないながら、どれもこれも小堀遠州や、その師匠古田織部、
そして松平不昧の趣味の分かる、ええ品が揃ってた。

朝鮮 割高台茶碗 長束割高台

おおお!と思ったのは、「朝鮮 割高台茶碗 長束割高台」。
ひびの入り方が印象的で目に止まったのだが、
説明を読むとワシのかつての上司、長束さんの先祖、
長束正家公が所有してた茶碗らしい。
長束さん!ご先祖様の茶碗、拝見させていただきましたよ!!

野々村仁清の作品も素晴らしかったし、
「吉州窯 梅花天目」の品のいい柄も良かったし、
蒔絵を施した茶道具も初見の素晴らしいものが並んでいた。

展覧会は、今度の日曜13日まで。
1時間もあれば、ゆっくり観られます。
お買い物や用事のついでにどうぞ!
大阪市内にお勤めの方は、ちょっと長めのお昼休みでも取って、
ぜひご覧ください!


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