とんちピクルスさんとオオクボTの 「どうせやるならちゃんとやらNIGHT」@HOPKEN。

ないだの土曜日は堺筋本町HOPKENで、とんちピクルスさんとオオクボTの
「どうせやるならちゃんとやらNIGHT」。

まずは、同時開催のJMT SYNTHさんのアナログシンセの展示を体験。
これ、めっちゃおもろいなあ!
電気音やのに、なんか、懐かしい感じもあって、持ってたら、いろいろ遊べそう!!
ちょっとイリコちゃん的な面もある。

そしてステージ中央には、毒々しいくらいのお二人の肖像画。
これが、後で、えらいことになるとは…。

まずは、とんちさんのライブ。いつもの感じかと思いきや、
そのアナログシンセで、遊んだり、普段とは違ったとんちさんが楽しめた。
二枚目の写真は、とんちさんがジム・モリソンの真似して、
ステージでマスターベーションしてるようにしか見えませんが、
股間あたりで、アナログシンセを操っている様子です。(たぶん)
とんちピクルスさんは、この日もやったワシの最近のお気に入り、「沖縄へ行きたい」を。

そして、とんちピクルスさんとオオクボTさんの
「劇徒・次郎粉座 卑組」のお芝居。
このお芝居が、なんかとんでもない。
後の肖像画から現れた妖精が、人々の願いを叶えるって基本ストーリーのようだが、
いちいちシュールで、アバンギャルドで、腹抱えて笑う。

とんちさんも凄いけど、ああ、オオクボTって、こんな感じやった!
と次第に思い出す。
ほんまに歯車がぶっ壊れた怪人ですわ。
けど、最後は最初の振りをちゃんと納める考えられた脚本。
ちなみに脚本はとんちさんらしい。

そして、次はオオクボTのライブ。
実は、ワシは福岡に住んでた頃、アポロ計画の植村さんに誘われて、
たしかアポロ計画のイベントだったと思うのだが、オオクボTを観ているのだ。
つまり15年ぶりくらいに、この天才を目にすることになったのだ。
おもむろにフライングVを奏でながら、
わけのわからんつぶやきみたいな声を発するオオクボT。
たぶん、その瞬間世界で一番「らしくない」使い方をされてる、フライングVであろう。

次々に繰り出されるオオクボTの芸、というか技というか、何というか。。
何?この背徳感!人が一人の誰もいない部屋でやってる、
見てはいけないものを見てしまった感じ。
あああ!理解できない。でもおもしろい!!
やはり癖になるオオクボT!!
オオクボTも動画あるんや!!

最後はとんちさんが口直しにと、少しやって終わった。

のだが、なんとなく、あっけにとられたと言うか、
毒気を抜かれたと言うか、
オオクボTに完敗したような気分で、
HOPKENを後にしたのであった。

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