キム・ウリョン・ワンマン@シャングリラ。

12月一発目のライブは、1日の金曜、梅田シャングリラに。
キム・ウリョンくんの、ワンマンライブだったのだ。
シャングリラは10年前住んでたマンションから歩いて5分くらいの場所、
空中庭園の真ん前。
少し早めに着きそうだったので、懐かしいかなーと思って周辺うろついたんだけど、
2年足らずしか住んでなかったので、懐かしいとは思わなかったなー。
あの頃、どこで飲んでたんやろ。

ウリョンくんのライブは、もう何度も観てるが、
ワンマンは初めてかもしれない。
まずは、オカザキエミさんと二人で始まる。

コンサーティーナー、ってゆーのかな?あのちっちゃなアコーディオン、
めっちゃよかった。
かわいいけど、しっかりした音が、ウリョンくんの声によく合う!


そしてgnkosaiBANDのゲンキくんがドラムで、阿部渚さんがベースで加わる。
さすがgnkosaiBANDのリズム隊。
めっちゃ強力な助っ人やなあ。
ウリョンくん、一人のときは、いろんな機材でリズムを作るんやけど、
ウリョンくんの音楽、叙情的な部分が大きいので、
やっぱり人の作る体温のあるリズムがよく合うなあ、と思った。
しかも、もしかしたら今、日本で一番かっこいいかもしれん、と
ワシが思ってるgnkosaiBANDのリズム隊やもんな。
文句なしの演奏やった。

ウリョンくんの曲、けっこうレゲエが多いんだけど、
もちろんDQNレゲエではない。
南国っぽさとか、取って付けたようなビーチ感もなく、
生活の中の叙情派のレゲエって感じ。
こっちの方がワシは共鳴するなあ。
あのリズムは、割と心に入って行きやすいんやなあ、と思った。


ウリョンくん、シャングリラという割と広いとこで、
集客心配してたけど、開けてみれば100人は軽くこしてたんやないかな。
その観客を確実に温めて行って、後半は、気持ちのいい盛り上がりやった。


終わりの方にやった「ザ・ラスト」って曲、アイリッシュではないと思うんやけど、
何となくポーグスがちらつく。
いや、ポーグスとトムウェイツのハーフか。
ウリョンの声のハスキーなとこが活かされてる曲やな、と思った。
じっくりワンマンで聴いてて、改めてウリョンは優れたシンガーなんやなあ、
と実感できた。
そのことがすごく嬉しかった。

ラストはやはりこの曲、「ナイトクルージング」。
この曲には、ウリョンくんの、好きなこと、嫌いなこと、
嬉しかったこと、悲しかったこと、いろんなものが詰まってるんやろうなあ。
それが伝わってくる陰影のある演奏。
映画一本に相当するくらいの熱量と物語の詰まった演奏やった。
残響残して終了。
きっと観客みんながトリップしたはず。

もちろんアンコール!アンコール含めて休憩なしの2時間ちょっと。
50超えたワシに立ちっぱなしは少し辛かったが、
「来てよかった!」という余韻引きづりながら、
ナイトクルージングを口ずさみながら、
シャングリラを出た。

なんとなく、まっすぐ帰りたくなく、
ちょうど途中にあるムジカに寄る。
ムジカもえらい盛り上がってたみたいだが、
さすがに最終電車くらいの時間になると、人が空いてきた。
ムジカのライブに観客で来てはったらしい
くるりのファンファンさんとお話できてええ気分。
ピッチが上がって尿意が。。
トイレに行った帰り、gnkosaiBANDのゲンキくんと鉢合わせる!
お互い「おー!」と叫び、ハグ。
「今日シャングリラ行ったよ!良かったー!ありがとう」と伝えた。
シャングリラのきい君が、
ウリョンくんや阿部渚さんも連れて来てくれたようだ。
もちろんウリョンくんにも阿部さんにもお礼を。
あー!ムジカに来て良かった!
このお礼を言えて良かった!

ゲンキくんと阿部さんは、ほんまに一杯だけで
帰って行った。
「はー!やっぱり東京の人は、シュッとしたはるなー」とか言いつつ、
ウリョンくんたちと見送る。

人が少なくなったので、
せい子さんに「ミーハーやなあ」と
冷やかされながら、
ウリョンくんとファンファンさんと写真を撮ってもらう。

ああ、満足な1日であったことよ!!

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