両側から殴打。
これが石原岳さんが教えてくれた、
今こそ歌うべき歌。
ファンク、というかアフロ・ビートというか、
とにかく今までなかったもんを作り出した
偉大なフェラ・クティ。
良元優作さんの歌にも登場するフェラ・クティ。
黒人のために歌い続け、世界をリードした人。
石原岳さんの訳を、そのまんまコピペ。
「オ〜イエ!エプリバディ〜!
ガックリしてるヒマはないぜ〜!
向こうが倒しても倒しても起き上がるゾンビ〜なら、
俺たちも倒されても倒されても立ち上がるゾンビ〜だぜ〜!」
奇しくも、今年86歳になる母が、地元枚方で回す回報を送って来た。母の文章が載っていた。
「健康に気をつけて90歳までは元気でいようと思っていた。しかし今回猛然と怒りが湧いた。戦争の悲惨を、独裁の残虐を知る私たちは、伝えなければならないこと、まだ伝えてないことをいっぱい抱えている。私は100歳まで元気で生きることに決めた。安倍政権の非道を訴え、平和で民主的な国を作るため力を尽くそうと思う。」
偉大なフェラと我が母を比べるのも、なんなんだが、両方の言葉に流れてる、何か共通するものを感じた。
そして、ワシは両側から殴られた。
あれだけ虐げられた人種がめげずに立ち上がる、
戦争を目の当たりにした世代が、
「まだ伝えきれていない」と生きることを決意する。
まだ何もなしてないワシが
「もうこの国には愛想が尽きた」とか、
ちょっと引いたとこで、
ええかっこしてる場合ではないのだな。
腐臭を放つゾンビになってでも、
言わないとあかんことは、言い続けよう。