ムジカで音の洪水〜CHAINS×THE HillAndon

昨晩は二日続けてのムジカジャポニカ。
二日続けてムジカ来ると、やっと日常が戻ってきたような気がするなあ。
まあ、世間的には大阪もまん防に突入したので、全然日常ではないんですが。

まずは、THE HillAndon。今年一発目のライブらしい。
「え?HillAndonって、こんなバンドだったけ?」って思うほど、
昨日のHillAndonの音はキレが良かった。

ドラムが縦にザクッザクッと大きく切り刻み、
アタック音キツ目のキレッキレのリードギターが、
縦横無尽に飛び回る。
ボーカルも、いつもよりなんか攻撃的に思えた。
これはこれで面白い。
その中で、ベースだけが包み込むように柔らかく感じた。
このベースがあるから、HillAndonは、どんなに激しい音を出しても、
聴く人を置き去りにしないのかもしれんなあ、と思う。
見方を変えれば、このベースがあるから、
他のパートが、思いっきり好きなことできるのかもしれない。

ボーカルの三木くんは、歌ってる時は、攻撃的に慣れるほど滑舌いいのに、
MCになると途端にそれが崩れる。
今年の一発目MCってことで「新年〜〜!」と言ったつもりらしいが
「死ね〜〜!!」って聴こえた。
おいおいいきなり客を煽るパンクに方向転換かよ?(笑)

お!新曲や。
新曲やのに、すごい仕上がってるやん。
これも、ええ曲やなあ。
HillAndonの音楽は、70年代くらいのアメリカの匂いが適度にして、
ワシらおっさんの琴線を上手にくすぐる。

HillAndonのワシが一番気に入ってるところは、
音楽やるのが楽しくてたまらん感じ。
不安とか、自信とか、そういう文脈ではなく、
自分達のやりたい音楽があって、それに迷いなく進んでる感じがする。
もちろん、どこかに不安や迷いはあるだろうけど、
大きくは、その進む方向がはっきり見えてて、
そこに進んでいってる確信があるんだろう。
だから出てくる音は喜びに満ちている。
そんな音を聴いてて、こっちも楽しくならないわけがない。
最初に聴いた時「なんや笑ってるみたいな音やな」と思ったのは、
きっとそういうことだったんやろう。
今年は、さらにHillAndonを好きになる年になりそうだ。

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そして、2部はCHAINS
始まった途端、ほ〜〜〜っとため息が漏れそうになる。
さすがベテラン、上質この上ない音楽を、
絶妙のバランスで聴かせてくれる。
声が澄んでて、メロディが美しいので、
シティポップに聴こえたりもするが、
音全体は、紛れもなくロックやなあ。
計算して、このギャップ、ベテランって恐ろしいなあ。


いや、そういう強かさを気にせんと、ただ音に身を任せてると、
その音楽は優しく心を撫でてくれるような気持ちになれるのだ。
ああ、気持ちええ。

ときどき聴こえるワシの好きなオルガンの音にハッとしたりする。
そして、優しさにもたれかかって油断してると、
ときどき覗く狂気にも、ハッとさせられる。
やっぱりCHAINSはロックバンドなのだ。
こんな風に、牙を優しく包み込む技術、
そういうところに、さらに円熟を感じるなあ。

せい子ちゃんと付き合い長いんやろうな、
せい子ちゃん、ご機嫌さんで踊ってた(笑)


アンコールまで、ぎっしりええ音楽聴かせてもろたなあ。
まん防やなかったら、まだまだ、ずっとアンコールしたい気分のまま、
ちゃんと21時前には、ムジカを出るワシであった。

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