WILD CHILLUN vs モンスターロシモフ@ムジカジャポニカ。
本日のムジカジャポニカは二つとも、動画では観たことあるけど、
生で観るのは初めてのバンド。
まずはモンスターロシモフ。
ギターパンダさんこと、山川のりをさんと活動してはったりしたので、
名前はちょくちょく聴いてたんやけど、生で観るのは初めてやった。
始まった途端、縦ノリの轟音が、体をつんざく。
どどどどどストレートで、シンプルなロックンロール。
今時、こんな愚直なまでに、ストレートなロックンロールって、
なかなかお目にかかれない気がする。
そしてギター&ボーカルの浅倉さん、やたら身長高い。
リズムセクション、ほんまにズバズバくる激しい縦ノリ。
おっちゃん、縦ノリ久しぶりで、初めは乗り切れてなかったけど、
こんだけずっと続けられると、次第に体が耳が慣れてきて、
最後の方は、体揺れまくっておりました。
活動歴17年ゆーてたから、そう若いバンドでもないんやろうけど、
ワシよりは、ずいぶん若い。
そんな奴らが、こんな古臭い音楽、真剣にやってるのは、やっぱり嬉しくなる。
で、MCや間とか観てると、ユーモアあるし、センスもええし、
根っからのアホやなくて、
アホなこと大好きなカシコが、思いっきり振り切ってやってる感じがして来た。
おっちゃん、そういうのも、好きです。
めっちゃ爽快な気持ちにさせてくれるバンドでございました。
そして対バンはWILD CHILLUNさん。
W.C.カラスさんのパーマネントバンドです。
カラスさんのソロは何度も拝見してるけど、
バンドでは配信でしか観たことがなかった。
こちらも、基本、ご機嫌ロックンロール。
ブルースミュージシャンとしても、有名なカラスさんがいるバンドだけあって、
ちょっとブルースっぽい、と言うかスワンプな匂いのする、
タメが、絶妙にカッコええバンドでした。
カラスさん、なんや化粧してはるし、
余計にエロいやん(笑)
うお!名曲「うどん屋で泣いた」までスワンプロックバージョンで!!
めちゃくちゃカッコええやんけ。
カラスさん、Chihanaさんの男女ツインボーカルも、
たまらん、ええノリ。
キンクスとかカバーもいろいろやってくれはったけど、
どれも選曲が渋好みで、演奏も言わずもがなの抜群さ。
ミディアムテンポになると、タメがさらに強調されて、いやあ、たまらん!
ベースの岡本雅彦さん、ドラムの小宮山純平さんのリズムセクションは、
下からズオ〜〜ッと突き上げてくるようだし、
リードギターは、ときどきドゥービー思わすようなアメリカンなご機嫌さだし、
カラスさんのボーカルもギラギラ、テラテラしてて色っぽいし、
皆さん、素晴らしいテクニシャンなご様子。
おおお!Chihanaさん、ボトルで弾き出した!
ボトルネックではなく、ボトルボディ奏法か。
いつの間にか、ワシも立ち上がって体揺らしてもた。
モンスターロシモフさんから、WILD CHILLUNさんのアンコールの終わりまで、
ずっとご機嫌さんのロックンロールパーティーでございました。