滝川公園盆踊り大会。
本日は家の近所の滝川公園で夏祭り。
知り合いがビール売ってるらしく、
ちょこっと寄ってみる。
「この地区に、こんなに子どもおったんか!」
「多良間島全員あつまっても、これより少ないんちゃうか!」とゆー大盛況。
わかりにくい例えだろうが、気にするもんか!
それにしても安いなあ。
地区のお祭りで利益なしなんやろけど、
焼きそばも100円ですわ。
こういうのはどういう仕組みで成り立ってるんやろか。
なんでワシのところには「いっちょ運営、一緒にやらんか?」
という声がかからんのやろか?
かかったとしたら「やらん!」と
男らしく答えるであろうに。
とか、知り合いから内緒で頂いたビールを飲みながら、
アホなことを考えるのであった。
あかん。人酔いして来た。
そろそろ寂しくも楽しい、
一人の我が家に引き上げる潮時であろう。
と、思ってたが、そうこうするうちに盆踊りが始まったので、
せっかくなので見ていった。
櫓の上の太鼓の迫力の無さとMCの貧弱さは、
素人さんのご愛嬌やな。
けど、選曲のバリエーションと、どんな曲でも、
それぞれの踊りの型を覚えてる地域の人は見ものやったな。
まず、この地域に住んでおおかた10年経つが、
滝川音頭っつーのがあるのも知らんかった。
それに続き、ドンパン節、炭坑節、河内音頭、清のズンドコ節、
それぞれ違う踊りを、一糸乱れぬ、
とは言わんが、ちゃんと体で覚えてる人が多い。
せやけど、男の子ってのは、とにかく走り回る生き物なんやなあ。
題名わからんけど、アラベスクみたいなポップスで、
腰振りながら踊るじいさんがおもろかった。
これもみんなちゃんと同じ踊りしてはった。
ホンマに「ダンシングヒーロー」で踊るってのも、初めて見たなあ。
収穫は、炭坑節の歌詞で「元の18娘に返してくれたら別れます」という、
「十九の春」と似たフレーズが聞けたこと。
やっぱり与論の人が三池炭鉱で働いてた時に、
ラッパ節や炭坑節と出会って、
それが与論ラッパ節を経て、与論小唄〜十九の春になって行った、
という説は
確かなようや。
それにしても、なんの踊りも身についてないワシは、
なんと盆踊りと接点なく生きて来たことか。
なんだか少し残念な気がした。
地域の踊りサークルとか、入ってみようかな。