國木まちこ&大福@難波屋。

今日のライブは久しぶりかな?難波屋に。

まずは土曜も観た「國木まちこ」やったんやけど、
土曜は坪井大さんとの二人、
この夜は、グラサンズのサエッちゃんが入った三人で。
不思議やなあ、一人増えただけで、音の広がりが全然違ってくる。
2人のときも良かったんだけど、
一人増えると足し算ではなく、掛け算で広がった感じ、
モニターで観てた映像が、サラウンドになったみたいな感じで、
目をつむっていても、頭の中に風景が広がってくる。

サエッちゃんのピアノも良かったけど、
ピアニカがさらに気持よく、土曜とはまた違う楽しみ方ができた。
日が離れてなかったこともあって、
記憶の残ったままだったので、比較ができて、
ちょっと得した気分になった。

そして、大福!!
1月に難波屋で聴いて、難波屋と大福の相性の良さを体感してたから、
余計にこの日は期待が膨らんでいた。
大福は、ライブの度に結成して、その日に解散する、
というスタイルのコントラバスの熊坂さんのユニットで、
この日はサックスのバッキーと、バイオリンのイガキアッコちゃん、
ほんでイタリアから帰ったばかりのアコーディオンのかんちゃん。

始まった途端に、なんか体が熱くなってきた。
大福の音楽はいつもそうなんだけど、
難波屋で聴くときが、その熱が一番高い気がしてしまう。
ものすごく複雑で高度なことをしているんだけど、
そのスタートラインに「楽器触った!音が出た!楽しい!!」みたいな
初動の部分が残ってる、残ってるというか、
その初動を音楽にして行く、みたいな作り方をしてるんじゃないかな~。
だから、理由もなくワクワクする。ドキドキしてしまう。
ええおっさんが、子どものような気分になって、単純に音楽を楽しんでしまう。
そして、熊ちゃん以外のメンバーも、それを感じ取って、
みんながすごいテクニシャンなのに、テクニックより本能に近いところで
演奏に参加して、曲を盛りたてて行く。
バッキーも、アッコちゃんも、かんちゃんも、
まずは「楽しむ!」という気持で演奏に臨んでるんやないかなあ。
少し離れてるところに座ってた比較的若いあんちゃん、
興奮して、立ちあがって、こぶしを何度も突きだしていた。
その気持、よくわかる!

ワシのような照れ屋で人見知りのあかんたれは、ようせえへんけど、
気持が湧きたてば、それをそのまま表現するのは、
素直で、正解なんやと思う。
ライブハウスのモッシュとかダイブとかのように、
「盛り上がるために来たから、その行動をする」みたいな感じではなく、
ほんまに気持から盛り上がってきてしまって、
その行動をせずにはいられない、って気持やったんやと思う。

終わってから、難波屋のマスターも、今日はPAもしないのに来ていた
ヨッシーさんも、少し興奮気味に、良かったよ!と
熊ちゃんに握手を求めていた。
お店の人や音響に詳しい人がそう言ってるのを見るのは、
観客が興奮してるのとはまた違う実感が込み上げてくる。

ヨッシーさんは難波屋で良元優作さんがやるとき、
PAだけでなく照明もする、ライブ全体を創るディレクターだ。
そのヨッシーさんが、明日は難波屋初登場の
愛樹さんと竹舞さんのALKDOのディレクションをするらしい。
またまた、見逃せないライブになるんだろうなあ。

おまけの写真は、前の席に座ってた人のTシャツがステキだったので、
思わず撮ってしまったのと、
終演後、観客で来てたドイツ人の高校生くらいの男の子が、
大福、とくにバッキーをむちゃくちゃ気に入ったようで、
ピアノを弾き始め、それにバッキーが絡んで、
即興が始まったときの写真。
なんかクラシックやってたっけ?
もう記憶がその頃は、あやふやですわ~。

あ、また動画忘れてた。
大福は、この曲で。

國木まちこは、ノコギリ弾いてる動画探したんだけどなかったので、
むかし、まちこが組んでたバンド「わをん」でノコギリ弾いてる動画を。

ちなみに難波屋の今日のフランス料理は、ナシでした。

チカちゃんに「シャケのおにぎりと、シャケのおにぎりの大」ゆーて写真、撮られました。

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