HEAVENLY ARMSムジカに襲来~ゲスト:渕上純子×伊藤せい子。

今日はムジカに初登場、ワシも初めて観るHEAVENLY ARMSを観に行って来た。
初登場とは言え、藤掛正隆さん(ドラム)、西村雄介さん(ベース)、
加藤一平さん(ギター)というすごいメンバーなので、
まったく予想できないってことではなかったが、
はるかに予想を超えるすごいライブやった。

一部は3人で。
基本はインプロビゼーションだと思うんだけど、
そのうねり方が、ものすごい。
砂嵐に翻弄されてると思ったら、急に宇宙に飛ばされ、
気がついたら大荒れの海に掘り出されてたみたいな、
揺さぶられ方や。

ほんまにインプロビゼーションなのか?
大まかな流れは決めているのか?
3人の緩急が、怖くなるほど、ピタッと合っている。
ゆっくり自分たちで育てて来たビートを
いきなり自ら叩き潰すような、展開もあって、
痺れそうにかっこいいわ。

リズムが主体で、無調のところも多いのに、ノレてしまう。踊りたくなる。
情緒とか琴線とかにではなく、生理や本能に直接訴えかけて来る感じもある。
それが爆音で響く。
一番前に座ってたら、吹き飛ばされてるとこやったな。

ベースは、足元から体に駆け上がり、
ドラムは、めちゃくちゃしまった音で鼓膜をぶんぶん揺さぶり、
ギターはギュンギュン叫びながら自由に空を飛び回る。
パンクを通り越してフリージャズになったのか、
フリージャズにさえ納まりきれなくてパンクになったのか。

めっちゃ賢い人が、その賢さを一切忘れて、
だけど、お互いの距離感と緊張感は、保ったまま、
自由にアホなことやってるって印象やった。

HEAVENLY ARMSの動画、配信のものしか見つけられませんでした。
長いですが、ちょっとだけでも聴いてみてほしいです。
ほんますごいから。

一部終わった時、なんや体が熱くなってた。
クールやのに熱量の高い音楽やったなあ。
二部は歌と共演するんだが、これのどこに歌が入るんだろう。
ちなみにHEAVENLY ARMS、初めての歌との共演らしい。
貴重な機会を目撃できるな。

二部のゲスト、一人目は、ふちがみとふなとの渕上純子さん。
いきなりおもろい!
それぞれが純子さんの音とだけ向き合って反応してるようにも思えるのに、
全体を聴くと、すごく荘厳で壮大な世界ができてる。
さすが純子さんの言う「凄腕三人」。

ワシが常日頃から「パンクやなあ」と思ってる純子さんの特性が、
めちゃくちゃ強調されてる気がした。
「ふくよかな女」がめちゃくちゃおもろかった。
「ふくよか」「よくふか」って歌詞だけで、
でこんな熱唱して、熱奏して、ドラマチックな展開になるとは(笑)
フレディマー・キュリーでも、おるんか思ったわ。

※この音源も熱いけど、ワシの実感では、この数倍、熱かった気がします。

音の洪水の中にすっくと立つ純子さんは凛々しかったなあ。
いやあ、面白かったわ〜。

続いて登場するのは、ムジカの主、我らが伊藤せい子ちゃん!
こっちもかっこいいー!
純子さんに比べると、バンドサウンドって感じやけど、
当然、夕凪と全然違う。
こっちもすげえドラマチックで、
せいちゃんが次第に音の海に埋もれて行く感じがして、ジーンとする。
おおお!ミチロウさんの「ア・イ・ウ・エ・オ」や。
これのせい子ちゃんバージョン、大好き!
ギターソロが攻撃的やのに、なんか優しいなあ。
海やなくてお湯か。
せい子ちゃん、音のお湯に浸かってめっちゃ、気持ちよさそうや。

再び純子さん出てきて、五人で。曲はまさかのべべチオのカバー。
純子さんとせい子ちゃんのデュエット、生で聴くの、初めてかな?
それがこんな面白い演奏で聴けて、めっちゃ嬉しい。
ラストは「野の人の野のうた」。

散々暴れといて、こんなきれいな終わり方、ずるいわ!
めっちゃええけどね。

アンコールは三人で。
一部に比べると、ちょっと楽しい感じで終わりました。

めっちゃ良かったけど、
なんか凄すぎて、聴く方も体力いったみたい。
疲れ切ったワシは、ご挨拶だけして、
早々に退散したのであった。


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