橋の下世界音楽祭 3日目(5月30日 日曜日)夜の部。

これが、2017年橋の下、最後の映像。
一日目の大雨さえ、ストーリーの一部だったのではないか、
と思うほど、気持よく晴れた最終日は、夕焼けも美しく、
その分、この町がなくなってしまうことを寂しく感じさせる。

その寂しさを一時でも忘れようとするのか、
郡上踊りに続く、ラストの公式演目「タートルアイランド」では、
みんな体力を全部燃やし尽くそうとしてるかのように、踊り狂った。
みんなが縦に揺れている。
ステージでは、マルチーズロックのもりとさんが揺れてる。
いつの間にかステージに上った岡やんがきれいなダイブを決める。

愛樹さんも、声を使い尽くそうとするかのように歌い、
竹さんはじめ、タートルのメンバーも全力で演奏する。
主催者側には、事故なくここまで至れた喜びもあるのだろう。
実際、数年前は一日目、二日目と天気がよくなく、
三日目晴れなかったら、ステージ一日分の電力には及ばないから、
そのときは、ゲストを優先して、タートルのライブは中止しよう、
という話が出たときもあったらしい。
そして、それに反対する人はメンバーの中、誰もいなかったらしい。
主催者は、そんな覚悟を、この凄い祭をやるために、
いろんなところで求められているのだろう。
だからこそ、最後、自分たちのステージができるってこと自体が
喜びで、あんなパワフルなステージになるんだろうなあ。

タートルのステージ終わっても、諦めの悪い人たち(笑)は、
帰らない。いや、どこかで何かやってる限り帰れない
鍛冶屋ステージで、マンテキ屋のヘロヘロなステージが始まるし、
屋台街では各地の民謡が集まって来たかのような民謡大会。
そして最後はやはり「つきのわ」。
大ちゃんに迎えられて、ワシらの祭は終わった。

橋の下の後、しばらく橋の下ロスに悩んだが、
来年の橋の下に向けて、約350くらいからカウントダウンを
始めたことで、なんとか立ち直った。

なんなら、ワシらはもう橋の下が住処で、
今は362泊の旅行に出かけてる、と考えてもいい。
その旅行の間、今年の橋の下で知った新しい音楽を
小さな箱で観たりして過ごそう。

みんな、来年もまた、あの場所で。

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