橋の下世界音楽祭 3日目(5月30日 日曜日)昼の部

この日の映像は、投げ銭についての説明から始まる。
(ボブ!二日目の夜の部の投稿で、この文章載せてもた!かぶってごめん!!)
この文章の最後の箇所に、
「自分の見たい世界、居たい場所は、自分で作るのです。」とある。
その文章に続く映像は、「橋の下の暮らし」みたいな感じにまとまっている。

橋の下には、歌があり、踊りがあり、食がある。
歌も踊りもステージの上だけでなく、そこらじゅうにある。
そして祭でありながら、他のフェスにはない「日常」が
混ざり込んでいる一面もある。
電力を太陽光で自給するのも、その一面なのかもしれない。

まさにここにいる人たちが作り上げた「自分の居たい世界」。

自分の記憶で橋の下を思い出すと、
印象的なライブの映像などが先に出てきてしまうのだが、
実は、橋の下に来て、一番驚いたのは、
この映像のような、ステージじゃない場所での
祭と人の、暮らしとしての関わり方なのかもしれない。
この映像を初めて観たとき、ジーンときたのは、
頭の中の箪笥のなかなか開けない引き出しに入れてしまった
こういう橋の下の何気ない風景が引き出されたからかもしれない。

祭と言いながら、祭という非日常と、毎日の暮らしという日常が
混じり合った世界、それが、今までにない祭、橋の下なのかなあ。
とか思ってこの映像を見てたら、なんか象徴的な場面があった。
橋の下のステージのひとつ「下町ステージ」の
今年のテーマは居酒屋で、ステージ上にカウンターがしつらえてある。
このカウンター、ただのセットではなく、
実際にビールを注文できて、居酒屋営業もしてるのだ。
映像の中にカウンターからビールを客席にいるお客さんに渡すシーンがある。
非日常に日常が溶け込むように、
ステージにも日常が、溶け込んでいるのだ。

それを、もうここの住人になりきったような
三日目の映像で見せるとは、
ボブ、うまいなあ。ありがとう!!

あ、もちろん、風の音楽団とか、マルチーズロックとか
すっげえドキドキするライブもあありました!

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